勘六縁の田んぼから

一馬力、一町歩(ha)

こんばんは。今日も陽佑が担当します。そろそろ飽きてきた方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。

今日、田耕しが終わりました。日曜日から始めたので、5日間かかりました。

田耕しをしながら、ふとあることを思い出しました。

「昔は、一馬力一町歩と言ったもんだ」

専業農家の方何人かに、言われた言葉です。

「本当だろうか?」

と考えてみました。

私が購入したトラクターは、28馬力です。3町歩の作付面積を耕すのに、5日間かかりました。朝、苗に水やりをしてからの作業だったので、水やりがなければ4日で終わる作業量でした。

一馬力一町歩の計算でいくと、28馬力のトラクターで28町歩できることになります。しかし、田耕しに3町歩で4日かかったので、28町歩の田耕しには、37日間かかってしまいます。

田耕しだけならできますが、代かきは少なくとも田耕しの2倍は時間がかかるので、代かきは74日かかります。

結論は、28馬力のトラクターで28町歩のお米作りは難しそうでした。

亡くなった祖母には、昔は馬で田んぼを耕していたという話を聞いていました。大きな農家だけに馬がいて、その馬を借りて田んぼを耕していたそうです。

おそらく、馬1頭で1町歩以上はやっていたのだと思います。

トラクターで作業するだけでもかなり疲れるのに、昔の人はすごいです。

最後に、苗の近況です。

4月27日に種まきをした苗が、10日でここまで大きくなりました。
青々

今年は、暖めすぎることに注意しており、4年間で1番順調です。田植えまで、まだ時間がありますので、大切に育てます。

それでは、ご覧いただき、ありがとうございました。


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