勘六縁の田んぼから

また行きたくなる場所。

こんばんは。

本日の担当は裕美(嫁)です。

遠野、さむいです・・・。午後2時といえば、大分気温が高くなってくる時間ですよね。なのに、日陰はびっしり霜柱。ちょっと積もった雪も、なかなか融けません。気合いを入れてから外に出る季節がやってきました。

さて、先日東京に行った際(久々の東京、4人旅。 をご覧ください)に、若手農家さんたちと行ったお店の話です。

「塚田農場」というごはん屋さんに行ってみました。やっぱり、”農場”とつくと気になるわけです。

入ってみると、混んでる混んでる。活気があって楽しい雰囲気です。

メニューも豊富で、選ぶのが楽しい。どのお料理も、しっかり素材の味を感じて、美味しかったです。

途中、笑顔がすてきな店員さんが、こんなものを持ってきてくれました。
これは一体?

「あなたは今日から、塚田農場の主任さんです」

えぇ!? しかも、ニックネームで一人ひとりの名前を書いて、手渡ししてくれました(私は旧姓が小神野(おがみの)なので、”みの”と呼ばれていたりしました)。

来店する度に、出世するチャンスがあるのだそう。たとえば次は係長。いずれは社長、会長までのぼりつめることが可能なんですって。昇進のつど、名刺が変わるし、プレゼントをくれるみたいです。

ポイントカードにもいろんなやり方があるなぁと感じました。また来てね!と言葉で直接言わなくても、また行きたくなる仕掛け。勉強になりました。

続いて、かわいいシールを持ってきて、貼ってくれませんかとのこと。
魂は細部に宿る

貼りましたとも(笑)。

大事な携帯電話に貼ってもらうのはすごく恐縮だけど、いつもよく見るものだからこそ、お願いしているのだという説明をしてくれました。

ファンづくりに余念がないですよね。徹底してるなぁと感じました。

そして、そろそろ出ようかなという頃、こんなサプライズがありました。
はやってます。

岩手から来たのだと、ちょっと伝えただけなのに、短時間でいろいろ調べて作ってくれたようです。来てくれてうれしかったから、何かお礼がしたかったとのこと。

店員さんが自分で考えて、自分らしい方法でお客様をおもてなしする。感激しました。

最近、飲食店に入ると、店員さんの表情や対応、こだわりの伝え方など、気になってみています。思いがけないところにヒントがあったりして、勘六縁のお客様にどんな風に還元できるかなぁと考えるのが、楽しみでもあります。

塚田農場、ふとしたきっかけで入ったお店でしたが、実り多い時間を過ごせました。ありがとうございました。

陽佑氏が夕ごはんを作ってくれているので(感謝!)、そろそろヘルプに向かいたいと思います。

皆さんが、ゆっくりお風呂につかって幸せ気分で布団に入れる夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。


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