母娘3代、栗ひろい★
こんばんは。
本日の担当は裕美(嫁)です。
最近、日中晴れて朝晩しっかり涼しい日が続いています。気温差15℃近く。このメリハリが作物を美味しくするのだろうなぁと感じたりしています。ちなみに、人間もしゃきっとしてくる気がします。
「9月25日ごろから稲刈りします」と、いろんな場所で話してきた陽佑氏。バインダー(稲をガションガションと刈って束ねます)や運搬機(刈って束ねた稲を運びます)、はせ用の長木(天日干しにするための道具のひとつ)を整備したり運んだりしました。
が、明日は雨の予報(笑)。台風18号以降、雨降っていなかったのに。
あせらずのんびりまいります。
さて、ここからは茨城の父の実家での「栗ひろい」の思い出をご紹介します。
以前、茨城版スーパーばあちゃんとして話題になった父の母(詳しくはこちらのブログ をご覧ください)。今回会いに行っても、まだまだ現役農家というかんじです。
台風18号が来る前日に、父と母と行きました。なぜかそわそわしているばあちゃん。
「風ふくど落っこちっから、栗ひろってくらぁ」
そして私の母が一言。
「私も手伝おっかな。裕美もやるでしょ?」
おいおいおい、聞いてないよ~と私。でもなんだか面白そうなので、結局フル装備で栗畑へ。
すたこらさっさと栗を拾い集めるばあちゃん。立派な栗の木に圧倒されます。
イガの中に納まっている栗を取るときは、あせりは禁物。手でこじあけるとトゲの攻撃に遭います。両足で挟み、ぐいっと出します。
楽しい。楽しいけれど、暑い。そして腰にくる。
なんだかんだで、全部の栗の木を回りました。あぁ終わった。その時です。
「あと3つ、栗畑あっからよ。行ってくらぁ」とばあちゃん。
「私も行こうかな。ねぇ裕美」と母。
おいおいおい、勘弁してくれ~と私。母に、農家の嫁、ダイジョウブ?と言われながらも、なんとか家に戻ることを許されました。よ、よかった。
母娘3代で農作業をしたのは、初めてのことでした。岩手だけでなく茨城でも「母娘3代農作業」を体験できて、なんだか嬉しかったです。家族で土をいじっていると、幸せ気分がやってくる気がします(そりゃあケンカもしますけど(笑))。
栗は、栗きんとんになったり、栗甘納豆になったり、美味しくいただきました。ばあちゃん、ありがとう。
いも・くり・かぼちゃがうまい秋。遠野で獲れたかぼちゃの写真も、今度載せますね。
皆さんが、美味しいごはんを食べてゆっくり過ごせる夜でありますように。
今日も一日、ありがとうございました。