勘六縁の田んぼから

食べ頃は、動物たちが知っている。

おはようございます。

本日の担当は裕美(嫁)です。

不安定な天候が続いていますね・・・ 埼玉や千葉にお住まいの方々、昨日は大丈夫でしたか? 今日は東北でも突風が吹く可能性があるとのこと。大事に至らないことを祈るばかりです。

菊池家では、自家用にいくつか野菜を育てています。一応、無肥料・無農薬でチャレンジしているのですが、たくさんは採れないし、芽が出ないこともしばしば。

それでも、採れたものはいろんな風味がして美味しいなと感じています。少しだけですが、年間30キロ以上購入してくださっているお客様に、おすそわけしたりしています。

今回はスイカの話題です。

以前ご紹介した、スイカの花とちっちゃいスイカ(左上のほうにあります)。
かつてのスイカ

ぐんぐん成長して、こんなに立派になりました。
熟すと色が見え始める

小玉スイカの品種です。一般のものと引けをとらないくらい、成長してくれました。

ところが・・・

そろそろいいかしらと思って収穫し、家でうきうき割ってみたら(2週間くらい前に)。白かった(笑)。スイカの香りと味はしますが、まだまだ早かったみたいです。

なので、粘って待ってみたら・・・

今度はカラスに食べられました(笑)。ほとんど皮だけでした。ショックのあまり、写真を撮ることも忘れました。

ということで、ばあちゃんに相談したら・・・

「かご、かぶせとけ」

とのこと。

よって、このようになりました。かごをかぶせるの図。
保護する

みんなにかごをかぶせたの図。
取り分はない

何の畑なのか、一瞬分からなくなりました。

カラスに食べられたスイカは、すでに赤くなっていました。さぞかし美味だったことでしょう。

カラスは食べ時を知っているのですね。試しに割らなくても、分かるようなのです。香りが高まるからなのでしょうか。勘なのでしょうか。

スイカの収穫時期について、本で読んでもピンと来なくて、種をいただいた近所の先輩農家さんにも聞いてみました。

すると、

「自分も分からないから、動物が食べたときに中身の状態を見ているんだ」とのこと。

食べ頃は、動物たちが知っている。そんなことを思ったのでした。私も動物たちを見習って、もっと鼻が効くようになりたいものです。

今日も一日、皆さんが笑顔でファイトできますように☆

ありがとうございました。


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