よおこそとおのへ
こんばんは。
本日の担当は、裕美(嫁)です。
昨日のブログに我が家のストーブが写っていたことについて、「この時期すでに、こんなガッツリストーブ!?」との反響がありました。そうですよね、私もそう思います(笑)。東北の秋は朝晩冷えて、朝露に朝日が当たってキラキラしているし、夜は星空がきれいです。
今日は、稲刈りが終わって脱穀前に、ちょっと街に行ってきました(遠野の中で栄えている場所に行くことを「街に行く」と言うようです)。
その道すがら、こんな場所があるのです。
「ようこそとおのへ」
遠野に移住してから4ヵ月とちょっと経ちますが、この文字に気づいたのは最近です。いろんな方が勘六縁の田んぼに来てくださるので、「ようこそ!」と言うことが多かったのですが、今日はこの文字が私に「ようこそ」と言ってくれていた気がします。4ヵ月間、ばたばたと走りつづけてきたけれど、こうやって一息つける日も大事だなぁと思ったのでした。遠野に来てよかったなと、素直に思えます。
そして、遠野でりんごを育てている方の畑におじゃましてきました。自然栽培のりんご作りにも挑戦している方で、いつも励ましてくださったり、アドバイスをくださいます。ありがとうございます。
りんごの木と遠野人ふたり。絵になるなぁ。
この方のもとで育ったりんごは、本当においしい。ものすごくシャキッとしていて、甘みと酸味がバランスよく、食べると幸せ気分になれるりんごなのです。バナナとかパイナップルも好きだけど、日本の風土になじみ深いりんごやみかん、柿もいいですよね。この秋は、ぶどうや梨も美味しくいただきました。
勘六縁の無肥料・無農薬米(自然栽培米)の田んぼでも、季節の移ろいを存分に感じられます。咲いている花や採れる野菜、生き物の鳴き声にこんなに目や耳を向けたのは、子どもの頃以来かもしれません。遠野に来てよかったと思うことのひとつです。みんなつながってて、いろんなことに理由がある。おもしろいことがいっぱいあります。
明日あさっては雨みたいなので、天気の様子をみながら脱穀に突入していきたいと思います。
皆さんが、明日どんな楽しいことがあるかしらと思いながら眠れる夜でありますように。
今日も一日、ありがとうございました。