勘六縁の田んぼから

芽出しの課題

以前にも書きましたが(種もみ準備から育苗まで )、水に浸けた種もみは、種まき前に芽出しという作業をします。
勘六縁のお米

今年の無肥料・無農薬米の芽出しは、育苗機を使いました。育苗機は、種まき後に苗箱を入れ、白い芽が出てくるまで温める機械ですが、僕の近くの方々は育苗機を使って芽出しもしています。

30℃で12時間入れておきましたが、亀の尾と亀の尾4号は、ある程度芽が出てきました。あきたこまちは、12時間でも出てこなかったので、さらに20時間入れました。

写真は、あきたこまちの種もみです。左が芽が出すぎた種もみ、真ん中がある程度よい状態の種もみ、右が芽が出ていない種もみです。この様に、あきたこまちの種もみは、バラバラの状態になってしまい、芽が出ていない種もみも多くあります。

芽出しは、種もみの状態がバラバラではなく揃っているのがベストです。その方が、のちのちの管理がしやすいからです。初めてやった芽出しですが、うまくいかなかったので、来年の課題です。

また、予定通りの芽出しにならなかったので、種まきしてから本当に芽が出てくるのか、田植え出来るのか、とても心配になりました。すべてが初めてなので、今年はこんな場面がこれからもたくさんあると思いますが、ひとつひとつ、課題を解決していきたいと思います。


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