勘六縁の田んぼから

高知県越知町へ行ってきました。

こんにちは。勘六縁の馬場優樹です。

2月になりました。昨日は月食でしたが、皆様はご覧になりましたか。

私は22時ころにお月さまを見上げたのですが、寒空に冷たい風が吹いていたので、すぐに家に入ってしまいました。ぼんやり霞んで見える月が赤錆びた色に光ってるのは、きれいというより不気味な感じがしました。

昨年の年末の話なのですが、高知県の越知町という町へ行ってきました。そこは、私が4年前に一年間だけ住んでいた町なのですが、お世話になった方々に久しぶりにご挨拶をしてきました。年末のお忙しい時期で大変申し訳なかったのですが、皆さん、快く受け入れて頂いて、本当にありがとうございました。お会いできてとても嬉しかったです。

高知は暖かかったです。陽射しが暖かく、山には雪も氷も無く、お世話になった農家さんは、「今から苗を植えるんだ」と仰っていて、年中農業が出来ること、岩手との違いに改めて気付かされました。

土室ではないのですが、越知町にも土室と同じように、収穫したものを保存するための穴があります。山の斜面に奥へ細長く掘った穴は、何も知らずに見ると防空壕のように見えます。中は冬は暖かく、夏は涼しいので、保存に適しています。ムカデが天井に張り付いていたり、入る時は注意が必要です。

訪ねた時は「生姜」が保存されていました。写真では大きさを伝えられないのですが、直径40センチくらいのとても大きな生姜が沢山出来ます。生姜は岩手でもできますが、大きなものはなかなかお目にかかれません。

改めて、高知へ行ってみて、日本が南北に長い国であること、その土地、その土地の気候や産物や保存方法があることなど色々考えさせられました。暖かいから出来ることがあり、寒いからこそ出来ることがあります。

厳しい冬の遠野で出来ることはまだ、他にも色々ある気がしています。

冬の野菜セット、残り少なくなってきましたが、ご興味ある方がいましたら、どうぞお声がけくださいませ。よろしくお願いします。

詳しくは以下をご覧ください。

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