勘六縁の田んぼから

思い巡らす夏休み。

こんにちは。
7月22日以来! 1ヶ月もご無沙汰してしまいました。ごめんなさい。
本日の担当は裕美(嫁)です。

何から書こうかと迷いますが、何がともあれ、まずは田んぼの今を。

お盆明けのササニシキ田んぼ。夕暮れ。

茨城へちょこっと帰省して、戻ってきたら田んぼは銀色の海に。穂が垂れる前のこの色合いも素敵。これから穂が垂れて、黄金色になっていきます。

草に負けてしまったように見えた田んぼも、稲たち踏ん張っていて、たくましく穂を出してくれています。申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちと。すごいなぁと思います。

お盆中のお話を少し。

お盆にはじっちゃんが帰ってくると、娘は楽しみにしていました。姿は見えないんだよと伝えると、「わかってるよ」と。お盆準備を全然手伝わない嫁でしたが、代わりに娘がばっちゃんのお手伝い。お線香を立てるところのお掃除を、もくもくとやっていました。もういいんじゃない?と言っても、「あとちょっと」と真剣な顔。今までにないくらい、さらっさらになりました。

遠野でも茨城でも、何度もお墓参りをしたり、お仏壇でなむなむしたり。長いこと拝んでいるので何を話したのか聞いたら、「じっちゃん、お山でゆっくりしてね」だそう。いるのだけどいなくて、いないのだけどいる。ということを、こどもは感じられるのだなと、泣きそうになりました。

お盆が終わり、くるくるまわる提灯みたいなもののお片付けも手伝って。助かりました。ありがとう。

遠野にお嫁にきて、見えない何かに支えられていると感じることが増えました。山があって川があって、神社があってお寺があって。お墓があって、そここに石があって。自然と人から長い長い歴史を感じ、命がめぐるイメージを持つようになりました。

あっちでギャー、こっちでギャーとてんやわんやの日々で忘れがちですが、お盆を機にゆっくり思いを巡らすことができてよかった。いい夏休みでした。

おまけ:夏の思い出。

お向かいさんと花火。優しいお姉ちゃんと一緒に。花火、自分で持てるようになったね。

茨城の父の実家で、スイカをがぶり。夏はこれこれ。

とうもろこしのお味噌汁。シソとふのりがポイント。小友はとうもろこしがうまい。

 

まだまだ暑い地域の方も多いかと思います。虫の声や風の変化に、ちょっとずつ秋を感じられますように。

ありがとうございました。

 

【勘六縁のお米】

*令和3年産米の発送をしています。
*新米のご予約は9月20日からの予定!(開始時期を変更しました)
*勘六縁の詳しいことは、HPへどうぞ。
*お米を食べてみたいという方は、ネットショップへどうぞ。
夏になりお米の水分量が落ち着き、味や香りをより感じられるようになってきました。大粒で噛むほどに穀物の旨味を感じられる「遠野4号」はまだございますので、味わっていただけたら幸いです。


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