こんにちは。馬場です。
遠野小友は、ここ数日暖かく、今は雨が降っていますが、晴れた日には雪解け水が川のように道路を流れています。

先日、遠野市内で行われた「地域づくり報告会」に行ってきました。

遠野市内の８町ほどの団体が集まり、それぞれの地域づくりの取り組みを発表し合い、意見交換をしました。

他の町の方々のお話を聞く中で、どの町にも共通した課題があり、同じような取り組み方があり、違った取り組み方もあり、勉強になりました。

他の地域の方の話を聞くことで良かったことの一つに、地域づくりとなると、私は自分の地域のことだけを考えてしまいがちになり、自分の地域さえ良ければいいというような感覚になっていることに気付けたことでした。他の地域の事例を知り、実際に活動している方の生の話を聞くことで、お互い「どうしたらいいかな」と、話し合えると、相手の問題も自分の問題として捉え直すことができ、少し視野が広がった感覚になりました。他の町も運命共同体なんだと感じました。

私は、小友町で旧小友中学校の図書室を市民が利用できるようにする図書館作りをしています。

また、最後に、岩手地域づくり支援センターの若菜さんが仰っていたことが印象に残りました。若菜さんが仰っていたことは「エコな住民自治をしよう」ということでした。「これから先、人が減る半面、事業は残ります。少ない人員でいかに事業を継続していくのか。少しずつ必要な事業、必要性が低い事業の選別と縮小を進めていかないと、これからの人の負担になって、必要な事業も継続していくことが出来なくなってしまいます。やることはシンプルにしましょう。」という様な主旨だったと思います。

地域づくりでも、仕事でも、暮らしでも、私は何かやり始めると、やっている内に「あれもこれも」となってしまいがちなので、個人的に気を付けようと思いました。

最後に、カモシカの写真です。家の裏で会いました。同じカモシカではないと思いますが、去年の今頃、引越してきた時にも同じ場所で出会ったことを思い出し、「もう一年経ったんだなあ。」と、感慨深いものがありました。

じーっと見つめ合って動かないので、近づくと、山の中へ走って逃げていきました。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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