「小友町裸参り」の魅力、再発見。
こんにちは。
月曜日がやってきましたね。
本日の担当は裕美(嫁)です。
3月を目前にして、雪がのっこり。
さてさて、2月24日(土)の小友町裸参りを、写真とともに振り返ってまいりましょう。
暖冬暖冬と言っていたのに、裸参りに照準を合わせてきましたよ、冬の寒さ。道路に雪はなく、天気のよい夜でした。
厄年の男たちが多めだったので、交代で鈴をならすスタイルでした。スピードスケートのパシュートのように、前後ろを交代していきます。ついに陽佑氏が先頭に…!
小友銀座をゆっくりと三往復したらおしまい。
いつもごはん支度で調理室にいますが、「わらじほどいてやったほうがいいんだじぇ」ということで、地区センター玄関にてお出迎え。ぶるぶるふるえて帰ってくる出場者の皆さんを、初めて間近で見ました。たしかに、わらじをほどこうにも、手がかじかんでうまくいかない様子。
それでも表情はさっぱりとして爽やか。小学校4年生から毎年出場している陽佑氏の先輩曰く、「今年はさむがったな」とのこと。はい、寒かったようです。放射冷却ですかね。風も少しあったようです。神社への橋の上がめちゃくちゃ寒いのだそうです。
寒くて芯まで冷えているようですが、不思議と風邪をひかないというのも伝説のひとつ。現に陽佑氏はぴんぴんしています。
ふるえながらお着替えしたら、直会(なおらい)へ。小友マダムお手製のあったかい豚汁と熱燗で、内側からほかほかに。
私は娘と甘酒配りのところにいたのですが(さぼり気味で失礼しました)、小さなお子さん連れのママたちをはじめ、町外からいらした方がいつもより多かったような。「息子(4~5歳かな)が伝統芸能とかが好きなので、観に行けるときは行きたいなって」とお話してくださったママがいました。みんな鼻を赤くして、もこもこと厚着して来てくれていました。嬉しかった。
お祭りとはちょっと違って、裸参りはお参りなので、静かで厳かな雰囲気。水をがーっとかぶったり、川へざぶーんと入ったりという派手なことは一切なく、神楽の音を聴きながら粛々と進みます。360年続いてきた歴史があるけれど、今の時代に合うのかなと思ったりもしましたが、う~んこのまま変えないほうがよいのかもしれない。
厄払いしたい、秋にはたくさん実ってほしい、家族みんな笑顔でいたい。そんな思いはずっと変わらない気がします。自分が出場することで、本人と家族も緊張したりほっとしたりを味わえる。
町の人たちで準備するのは大変ですが、町の人と町外の方との交流が面白いのです。直会でやんややんや打ち解けあううちに、来年もまだ出てもいいかもと思ってもらえる。甘酒を飲んでもらいながら、小友マダムたちとなんだりかんだり楽しいお話ができる。元宿場町だからこその、アットホームなおもてなしができるのではと思ったのでした。
町外の方たちや、今年は参加が叶いませんでしたが岩大生などに来てもらうと、小友っていいところですね、ずっと続けていてすごいですねと、客観的な目で小友を見ることができます。それってありがたい。来年を楽しみに、私も料理の腕をなんぼかあげておいて(笑)、少しでも貢献できるようにと思います。
そんなこんなでぼーっとする月曜日ですが(笑)、ブログを書けましたので〇としたいと思います。皆さんも、ぼちぼちと一週間をスタートしてまいりましょう。
ありがとうございました。
【勘六縁のお米】
*勘六縁の詳しいことは、HPへどうぞ。
*お米を食べてみたいという方は、勘六縁ネットショップからどうぞ。