2025年のお米作りを振り返る②。
こんにちは。陽佑です。遅くなりましたが、私からも、今年もどうぞ宜しくお願いします。

雪だらけの田んぼの皆さんも、今年も宜しくお願いします。
「冬の間、何してるの?」
冬になると、色々な方によく聞かれることです。私たちは、個人のお客さまや飲食店さんに、直接お米をお送りしていることがほとんどなので、毎週出荷しています。その他には、この時期にしかできないこと、春から秋にかけて感じた改善点を整理して、今年はどう解決していけばよいか計画したり、会いたい人、学びたいことがあったら学びに行ったりしています。そんなことをしていると、あっという間に春になります。
「あ~、今年もやりたいこと全部できなかった」
春になると、毎年そんなことを思って落ち込みます(笑)。
予定を立てたり、予定を覚えたりすることが苦手で、お恥ずかしながら、数年前までは妻に丸投げしていました。これじゃだめだと思ってからは、手帳とGoogleカレンダーを使って、予定の管理と共有をできるようにしているところです。
昨年末に、久しぶりにブログを書きましたが、今日はその続きです。
私たちはこれまで、クログワイという草に悩んできました。自然栽培のお米作りを始めると、最初は少ししかなかったクログワイが、数年後には田んぼを覆いつくすように生えるようになり、ひどいときには、10aの田んぼから60㎏も収穫できない田んぼもありました。普通栽培でお米を作った場合、この地域では420~480㎏の収穫量があるので、いかに少ないかが分かります。
この課題を解決しない限り、お米作りを継続することは難しい状況でした。そのため、一番の課題だと考え、根拠はなかったですが、2023年から2025年までの3年間でクログワイ対策を明確にする、と計画にしました。

おそらくシカの足跡。冬も出歩いているようです。ブログの内容と関係ありません。
2024年までの変化としては、クログワイを抑える対策に集中してしまうと、稲が元気に育つためにやるべきことがおろそかになってしまい、結果的にクログワイに負けてしまう、そのため、クログワイが生えてくるのは稲が元気ではないから、稲が元気であれば、自ずと少なくなるだろう、と考えるようになりました。
2025年は、先日もブログで書いた通り、春に雨が多かった年でした。そのため、田植えが予定よりも6日ほど遅れ、どうなることかと不安になった年でした。
ただ、少しの期待もありました。田植え後の田んぼを観察すると、2024年は、6月7日からクログワイの芽が田んぼの土から顔を出していることを確認していました。そのため、6月に入ると、もうクログワイの芽は動きだしていることが予想でき、もしかすると、この時期に代かきをすることができれば、クログワイは抑えられるのではないか、という期待です。
田植えの始まりは5月28日、終わりが6月10日だったので、クログワイが発芽したタイミングで代かきができた圃場が半分はありました。田植え後に、朝と夕方の田んぼの水を見るとき、1週間から10日に1回除草機をかけるとき、ドキドキしながら、クログワイが生えてこないか、観察し続けました。
結果的には、田植えが遅かった田んぼほど、クログワイを抑えることができました。田植えが早かった田んぼは、少し負けてしまったところもありました。
昨年の暖かさもあってのことですが、田植えのタイミングでここまで違うのだなと、改めてお米作りの奥深さを学びました。毎年、すべての作業について、
「これでよいのかな?」
と考えてみることは大切そうです。雨が多かったことでの偶然の学びでしたが、クログワイが大きな課題だった私たちにとっては、とても大きな学びでした。

去年からデビューした薪ストーブに欠かせない薪。冬を楽しませてくれる強い味方です。ブログの内容と関係ありません。
もうひとつ、昨年は大きな学びがありました。それは、ポット苗方式での田植え実験からの学びです。こちらについては、次回のブログで書きたいと思います。
新年1回目のブログ、ご覧いただきありがとうございました。
今年は、
「けっこうやりたいことできた!」
と思える春にすべく、2月と3月も楽しみたいと思います。
【勘六縁のお米】
*令和7年産のお米は完売いたしました。ごめんなさい。
*勘六縁のいろいろはホームページからどうぞ。
