ばっちゃんたちの謎に迫る。
こんにちは。
月曜日ですね☆ 裕美(嫁)です。
今週もよろしくお願いします。
先日の巨大イワナ、57センチというのはかなり珍しかったようですね…! ある方が勘六縁へいらして、「あれは岩手日報(岩手の新聞)に載ってもおかしくなかったぞ」とのこと。そのほかにも巨大イワナへのコメントを色々いただきました。イワナさん、よい出会いをありがとう。あぁよい土地かな。
さてさて。本日はばっちゃんたちの謎に迫りたいと思います。
ばっちゃんたち、それはもはやレジェンド(伝説)。
何がレジェンドかって、速い速い。
例えば手植え。
私が1箇所植える間に、ばっちゃんたちは5箇所植えます。つまり5倍速。もう全然追いつけないから、追いつこうと思わなくなりました。これは熟練の技。手元を見ていないし、植える右手だけでなく、苗を持つ左手も動いている。
例えば草とり。
私が3列取っているところ、ばっちゃんたちは4~5列取って、2倍の速さで進みます。つまり3倍速。手元が泥で見えないのが悔しい。泥の中で何が起こっているというのだろうか。謎である。
何を隠そう、しゃべりながらやっている。
時に爆笑しつつ、ずーーーっとしゃべっている。草とり期間の1ヶ月間、8時に集合して、途中こびりタイムを挟み、12時に終わるまで、ずっと。何とも楽しそう。
70~80代のばっちゃんたち、朝早く起きて畑で一仕事、朝の散歩をする方もあり。午前中は勘六縁で草とりをして、おそらく昼寝。そして夕方は畑仕事もしくは草刈り、夕方の散歩。ビールを飲んで寝る。というタイムスケジュールみたい。スーパーマンの類かと思われます。私はもう、午前中草とりしたら午後はへべれけです。
ばっちゃんたちのパワーの源は諸説あるかと思いますが、若い時の苦労の仕方が違うというのが大きいのかなと思います。ないもの、ないことが多かった時代、自分たちで何とかしようと頑張ってきた根性はすごい。実はこっそり見てしまった、あるばっちゃんの二の腕。めちゃくちゃごつかった。
自分たちがしてきた苦労を、今の若い人たちにも~と思わないところもすごい。その分、私たちから学びに行かなくちゃいけないなと思います。苦労してきたこと、今現在も大変なこと、それを笑いに代えて、楽しく生きようとしている。どんな小さなことも、いいことも大変なことも、ちゃんと味わおうとしている。笑顔の奥にある、芯があってあったかいものに、ふとしたときに触れることができる。素敵な素敵な人たちなのです。
ばっちゃんたちの速さの謎に迫るには、まだまだ修行が足りません。どうかまだまだ元気でいてください。来年も、技と生き方を学ばせてもらえたら嬉しいです。
皆さんも、いつかよかったら草とりにいらしてみてください^^ この世のものとは思えない人たちに会えるはずです。
ありがとうございました。
【勘六縁のお米】
*令和4年産のお米は完売しました。ごめんなさい。ありがとうございました。
*勘六縁の詳しいことは、HPへどうぞ。
*一度お米を食べてみたいという方は、新米予約をぜひ(9月20日頃から)。