勘六縁の田んぼから

はしりっぽ発見☆ 穂の出る時期になりました。

こんばんは。
本日の担当は、裕美(嫁)です。

信じられません。遠野でこんなに暑い日が続くなんて。ひと夏のうち、寝苦しい日は2~3日あるかなくらいなのに、ここのところずっと暑い夜です。朝方は冷えて羽毛布団をかぶるのですが、朝8時頃になるとすでに暑い。「あづな~(あついな~)」が合言葉になっています(笑)。

ということで、引き続き稲たちは元気です。朝露にぬれた姿もすてき。(あぁぼやけていてごめんなさい…)
朝露にぬれる稲

草とり後、中干しするために水をかけずにおきました。土が割れるくらい、しっかり乾いた田んぼもありました。
中干し中、割れてきた地面

田植え後、横に横に伸びていた根が、縦に縦に伸びるように乾かします。表面に近いところが乾くと、土深くに水を求めて根を伸ばしてくれます。

穂のでる時期が近づくと、そこへ水を入れます。穂を出すときってすごくエネルギーを使うらしく、稲たちはごくごく水を飲みます。

水を入れた後の稲たち。
中干し後、入水した田んぼ

ちなみに、昨年は8月4日頃に「はしりっぽ(穂が出だす頃)」を発見しましたが、今年は今日8月6日に出てきてくれました。ありがとう。
はしりっぽ発見!!

例年に比べて…とか、他の人に比べて…とか、昨年までは気になったりしましたが、今年はわりと落ち着いていられます。

昨年は、はしりっぽが出てから穂が出そろうまで2週間くらいかかりました。亀の尾の特性でもあるようなのですが、昨年の8月は曇りがちで涼しかったので、稲たちは自分のタイミングを計っているように感じました。

低温なのに早まって出てしまうと、実が入りにくくなる。かといって遅いと、稲刈りまでに完熟できない。慎重かつ大胆に、命をつなぐために命をかけているのだなと感じます。

私たちがいくらやきもきしたって、稲たちはもう答えを知っている。私たちは稲が稲らしく過ごすための手助けをしているにすぎない。改めてそう思うのがこの時期です。

遠野で30度以上の暑さが続くのは、今日までという予報。このあと一気に秋めいてきたらどうしよう…とどぎまぎしますが、私たちにできることをやって、時を待ちたいと思います。

陽佑氏は、来年の育苗土の仕込みに入りました。まずは米を使ってこうじ発酵です。いい土づくりができますように。

そろそろお盆休みに入る方もいらっしゃいますでしょうか。私も一人で茨城へ帰ります。会いたい人に会える日々になりますように。

今日も一日、ありがとうございました。

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