勘六縁の田んぼから

シカのことで頭がいっぱい。

こんにちは。陽佑です。

先週は、たくさんの方々からお祝いのメッセージをいただき、ありがとうございました。子供たちの成長に合わせてこちらも成長していけるよう、毎日を大切にしていきます。

また、新米のご予約を始めてまだ2週間ほどですが、さっそくご予約を頂いた皆さま、ありがとうございます。お届けが11月に入ってからとなり、かなり遅めの新米出荷となります。お待たせしてしまい恐縮なのですが、お送りさせて頂けること、とても嬉しいです。

なお、まだご予約は承っておりますので、宜しければご連絡くださいませ。
勘六縁ネットショップ

 

8月20日頃から、心配していたことがついに始まりました。シカの食害です。垂れるはずの穂が7割ぐらい食べられ、ピンとたっています。
2021年8月 シカ食べる。

8月いっぱいはあまり食べず、9月になってお米がある程度登熟してきたら食べるというのが去年までの傾向でしたが、今年は、かなり早く食べ出しました。

ここ数年、電気牧柵をしているところでも食べていきます。牧柵の線の間隔を狭くしたり、一段追加したり、そもそもの牧柵の位置を見直したりすることで、何とか防げないか、いまやっているところです。タカさん、央さんが頑張っています。タカさん、職人です。いつもきれいに仕事をします。
2021年8月 電気牧柵移設。職人タカさん。

央さん、初めての経験のことでも、いつも頑張っています。
2021年8月 電気牧柵移設。頑張る央さん。

シカは、色々なタイミングで苗を食べていきます。5月下旬の田植え後から6月いっぱいまではよく食べ、7月は少しだけ食べ、8月は上旬から中旬はあまり食べず、下旬からはかなり食べる。6月までに食べられたとしても、まだ何とか回復の余地があるのですが、実ったお米を食べられてしまうと、もうどうしようもありません。

困りましたが、できる対策を次々にやっていくしかないので、めげずに頑張っていきます。

なぜシカが増えたのか、どうすればシカと共存できるようになるのか、本当は勉強しなければいけないのですが、出来ていません。

去年もこんなことを考えていたのですが、収穫が終わり、冬にいったんリセットすると春には、

「今年は、電気牧柵をもっと徹底してやれば、何とかなるんじゃない?」

と、この時期の忙しさも重なり、深く考えずになぞの自信がわいてきます。なぞの自信に頼っては、駄目でした。

今年の冬こそは、シカ対策をもっと深く考え、より強化した対策で春を迎えたいと思います。それと、何とか今年の秋の収穫までは、あまり食べられることなく頑張りたいと思います。

 

*【勘六縁の新米】8月10日から、令和3年産米の予約受付を始めました。
*勘六縁の詳しいことは、HPへどうぞ。
*お米を食べてみたいという方は、ネットショップへどうぞ。
新米ならではのみずみずしさや味わい、一度ぜひお試しください。


最近の投稿

アーカイブ