勘六縁の田んぼから

やった~、終わった~。

こんにちは。陽佑です。遠野小友の朝晩は、めっきり寒くなりました。外作業をしていると、ふとしたときにどこかが痛くなってしまう、そんな季節に入りました。

前回の裕美氏のブログ、秋の味覚美味しかったです。美味しさのあまり、稲刈りで動きまくっていても痩せず。どんまい、という感じです。

9月29日から始めた稲刈り。お陰さまで、10月21日に収穫を終えることが出来ました。
2020年10月 収穫後の田んぼ。お疲れさまでした。

収穫が終わるまでは、「早く無事に終わらせたい」とドキドキしていますが、収穫を終えた田んぼを見ると、ちょっと切なくなります。

今年も色々あった中で、何とか終えることができたこと、7月の雨続き、日照不足がどう影響するか不安でしたが、今年も目標の数量を確保することができたことで、ひとまずほっとしています。ほっとしすぎて、今週後半はぼーっとしています。

ぼーっとしている中ですが、来年へ向けて何を課題をとらえて準備するか、整理しておかなければいけません。ぼーっとしている場合ではありません。

来年へ向けて、しっかりと準備していきたい、今年の稲刈り中の出来事ベスト3をまとめました。

第1位 シカ、大暴れ。
2020年9月 シカさん、やりすぎです。どんだけ~。

写真は、田んぼでシカが歩きすぎて、稲がつぶされているものです。こりゃ駄目だと思い、この田んぼはすぐに稲刈りを始めました。昨年以上にシカ対策をしていたつもりでしたが、昨年以上に食べられました。これまでの電気牧柵では、防ぎきれない場所も出てきています。電気牧柵をもっと工夫したり、もっと違う対策を考えたり、お米づくりの反省だけではなく、シカ対策の反省も時間をかけてやらなければいけません。

第2位 雨で、田んぼがグチャグチャ。
2020年10月 田んぼがグチャグチャで足跡だらけ。

一昨年、去年と、秋に田んぼが乾かない状況が続いていました。今年は、水持ちのよい田んぼは、かなり早く水を落とし、田んぼを乾かすことに努めました。でも、9月は雨が続いていたので、なかなか乾くことができず、泥だらけになりながら稲刈りをせざるを得ない田んぼも多かったです。乾かすためにはどうしたらよいか、田んぼ1枚1枚対策を考えます。

第3位 あれ、思っていたよりも収穫量が少ない。
2020年10月 青空で稲刈り。よい気持ち。

3年前に収穫量がかなり少ない年を経験し、品種や作り方の見直しをやってきました。その甲斐があり、一昨年、去年と収穫量を増やすことができ、今年も去年と同じぐらいいけるかなと思っていたところ、思っていたよりも収穫量が少なかったです。目標の収穫量を確保することはできたので、ひとまず安心ではありますが、どこを改善しなければいけないのか、考えていきます。

11月は、いよいよ新米の出荷が始まります。お一人お一人のことを思い浮かべて、お届けできる幸せを感じながら、ひとつひとつ箱詰めしていきます。どうぞ、宜しくお願いします。


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