勘六縁の田んぼから

今年の米作り、始まりました。種もみの準備をしています。

こんばんは。勘六縁の陽佑です。今週、遠野小友は気温があがり、最高気温が10℃以上の日が続いています。雪もほぼなくなったので、いよいよ本格的な米作りが始まりました。

ほぼ毎年載せているような気がしますが、今年も「脱ぼう」という作業をしました。このブログを書くと、春だなという感じがします(笑)。

裕美氏は育休中なので、外作業は馬場君に任せて、私は中作業をしながら、外作業もするという状況になっています。

今回の「脱ぼう」は、馬場君が一人で行いました。馬場君は、4月からは2年目になります。色々な作業を覚え、任せることのできる作業が多くなってきました。裕美氏のいない分、2人で力を合わせて頑張ります。
2018年3月 種もみの脱ぼう作業

写真の左側から、去年収穫した籾を投入し、機械の中で「脱ぼう」という籾についている「毛」のようなものを取り除きます。さらに、種になるような大きい粒を選別し、小さい粒を下に、大きい粒を右側に出します。

動画も撮りましたので、どうぞご覧ください。

この作業には、種まきのときに籾同士がくっつかないようにする、なるべく大きい粒を選別し、よい苗作りに向けた準備をする、という意味があります。

自分たちのところで収穫した籾を種にしている農家ならではの作業です。収穫した籾をそのまま使うことは、購入する必要がないのでお金がかからないこともそうですが、その土地に合った種にしていくこと、を目指しています。

この作業が終わったら、苗作りについては、

〇 選別と消毒 → 浸水 → 芽だし → 種まき → 育苗

と進んでいきます。

苗作りがとても大事なので、ひとつひとつを大切にします。

子育てと春作業で大忙しの春です(笑)。でも、今年こそは豊作にしたいので、出来ることをしっかりとやっていきます。

そして、春は「ばっけ(ふきのとう)」から始まり、美味しいものが沢山ありますので、もりもり食べて、頑張ります。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 


最近の投稿

アーカイブ