遠野ふるさと村の白い馬。久々に会いに行ってきました。
こんにちは。
遠野にて、自然栽培米(無肥料・無農薬米)づくりをしている勘六縁。今日の担当は裕美(嫁)です。
昨日のブログ「夫婦で一緒に農業をやっていく醍醐味。」 で、陽佑氏がうれしいメッセージをくれました。私の考えを尊重してくれるし、ごはんだって作ってくれるし(!)、洗濯も干してくれたりして(!!)、とてもありがたいというのに。
いつも考えてくれていて、ありがとう。陽佑氏が最大限力を発揮できるよう、私も努めたいと思います。
さてさて、のろけから始まりました今日のブログ(笑)。話題は、遠野ふるさと村のことです。
わんこそばで、驚異的な力を発揮した、兵庫の米主さん(いつもお米を食べてくれている方のこと)。詳しくは、こちら をご覧ください。
一緒に遠野観光をしようということになり、行ってきました、「遠野ふるさと村」。岡田准一氏が出ていた「蜩ノ記(ひぐらしのき)」という映画の撮影地にもなった、むかしむかしの遠野の風景を見ることの出来る場所です。
遠野ふるさと村⇒こちらです ♪
南部曲り屋(なんぶまがりや)という、昔ながらのお家がいくつもあります。
奥に見えるお家は、右側が母屋(人が住むところ)、左側が馬屋で、L字状につながっています。人と馬が共に暮らしていたころのものです。
中は、土間や囲炉裏があって、立派な木で建てられていて、昔の人ってすごいな、100年もつ家っていいなと感じてきました。
馬屋には馬もいて、草食動物LOVE娘としては、大変ときめきました。
左側がポニー、右側が白いお馬。一心不乱に何か食べています。
かまってほしくて近づくと・・・
もつもつと(もりもり、一心に)、干し草を食べています。草食動物がむしゃむしゃさくさく・・・という噛む音、陽佑氏は好きなんだそうです。
お食事タイムなんだね・・・ そう話しながら、次の曲がり屋へ行ってみると、でっかい白いお馬がいました。
かまってちょうだいと、近づいてみました。
むしゃむしゃ・・・むしゃむしゃ・・・
ねぇ、かまってちょうだいと、私も近づいてみました。
さくさく・・・さくさく・・・
結果、干し草にはかなわない。ということがわかりました(笑)。
菊池家でも、じいちゃんが元気なころは牛を一頭、飼っていたのだそうです。母方のじいちゃんは獣医で、陽佑氏は小さいころ、その様子を見ていたらしく、獣医になりたいなと思ったこともあったみたいです。
馬や牛と一緒に暮らすのって、きっとたいへんだろうけど、楽しいことや助かることもいっぱいあったのだと思います。トラクターがない時代、馬や牛が耕してくれたんだと、ばあちゃんも懐かしそうに言っていました。
いまはとても便利になって、トラクターはあるし、田植え機はあるし。田んぼを耕してはくれない、小さな犬も飼っています(笑)。いまの暮らしはずっと前から当たり前だったのではなく、たくさんの人たち、馬たち、牛たちの苦労と知恵の積み重ねが、形になったんだなと感じました。
ご先祖さまたちに、感謝したいと思います。
・・・今度はお食事タイムじゃない時間帯に、白いお馬に会いに行こうっと・・・と考え中です(笑)。
明日は、遠野市小友町の裸参りの日☆ さらしに短パンで寒空を練り歩くのを見守るもよし、道を照らすやわらかな灯火「夢あかり」を見てほっこりするもよし。18時半から始まります。もしよかったらお越しください^^
皆さんの2月ラストの日も、いいこといっぱい起こりますように☆
今日も一日、ありがとうございました。