勘六縁の田んぼから

雫石町にて、雑穀スープの料理教室☆

こんばんは。

無肥料・無農薬の自然栽培米を育てる勘六縁(かんろくえん)。

本日の担当は、裕美(嫁)です。

先日、盛岡のちょっと先にある、雫石町へ行ってきました。小岩井農場がある辺りで、おしゃれな雰囲気のゾーンです。雪化粧した岩手山と青空のコントラストが、すごくきれいな日でした。

目的地は、美味しいものを食べられる&木の香りが心地よいあのお家。岩手いのちのアトリエつばさ さんです。当日の様子は、ブログ「キッチンから生まれる未来」 にも書いてくださいました。

陽佑氏が大学生のころから、お世話になっている方なのです。夏~秋は、遠野の田んぼにご家族で来てくださって、一緒に草とりや稲刈りをしました。すんごくにぎやかな、楽しい一家で、陽佑氏も私もお会いできるのが、いつも楽しみであります。

何と言っても・・・! 信子さんのお料理が美味しくて。陽佑氏は、「あぁ楽しみだなぁ」「あぁ美味しかったなぁ」「あぁまた食べたいなぁ」と、しばらく言い続けるくらいです(笑)。

いただきますの前に、一枚(はやく食べたい気持ちを何とか抑えました)。
料理1

この無防備な陽佑氏の顔。目がキラキラしちゃってる裕美(嫁)。まぎれもなく、食いしん坊の二人です。

今回のランチはこんなかんじ。
ワンプレート

奥に見えるのはメンチカツ。じゃがいもと「高きび」という雑穀と味噌=メンチカツになるわけです。高きびが牛ひき肉のような食感と味で、不思議です。にんじんのソースと相まって、たいへん美味でした。

スープはイタリアン風でした。
味噌汁

じゃがいもと玉ねぎとにんにく、なんばん(唐辛子)に「もちきび」で、とろりとうまいイタリアンスープになるわけです。これがまた簡単にできるときたから、驚きです。信子さん、ありがとうございました。

お米の力は、日々育てて日々食べている中でひしひしと感じるものがあります。今回、雑穀の美味しさと、メンチカツやイタリアンに七変化する姿を見て、雑穀の魅力を改めて感じました。

人間は、ずっと昔から穀物を主食にしてきたのだと思うので、もっとおいしく楽しく、穀物祭りの食卓にしていけたらいいなと思いました^^

冷害の常習地帯だった遠野。雑穀しか育たないこともあったと聞きます。

買って食べるのもいいけど、やっぱり自分で育てて食べられたらいいねと陽佑氏。農薬や肥料がなくても育つたくましさを持つ雑穀。自然栽培で、遠野ならではのものを育てたいというイメージが浮かんできました。

あれもこれもやりたくなってしまうのですが・・・、じいちゃんばあちゃんや先輩農家さんたちに教えてもらいながら、少しずつ実現していければと思います。

今日の遠野は、信じられない暖かさでした。一年で最も寒い時期だというのに、最高気温5℃…! どうなっているのでしょう。。

皆さんのお住まいのところは、いかがですか☆ 家族みんなであったかいものを食べられる夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。


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