勘六縁の田んぼから

米農家、それぞれの味・魅力。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

11月24日の結婚式記念日、28日の裕美氏の誕生日を普段通り仕事をして過ごしたので、12月2日、葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきました。一応、「2つの記念日のお祝い」、ということにさせて頂きました(笑)。

私は、コンサートと名のつくものには、30年間で1度も行ったことがありません。初コンサートでした。

素人なので詳しいことはよく分かりませんが、葉加瀬太郎さんが登場し、バイオリンの音が出た途端に、感動してきました。ずっと聴いていたくなるような、想像していたよりもきれいな音でびっくりでした。

私は、オンとオフの切り替えが下手です。でも、お陰様でよいリフレッシュとなり、新鮮な気持ちで昨日から過ごすことが出来ています。

コンサートのあと、裕美氏と話をしました。

「なぜ、同じ楽器を使っているのに、音が違うのだろう」

不思議で面白いです。

詳しくないので、もしかしたら間違っているのかもしれませんが、いくら技術的に同じようにバイオリンを弾いたとしても、全く同じ音にはならないのではないだろうか、と思います。

米作りもそうだなと思います。私は、秋田県大潟村の石山さん(㈲石山農産 )から無肥料・無農薬の自然栽培米作りを教えて頂き、ほとんど同じように作っています。

でも、味が違います。もちろん、この比較だと、土も気候も違うので、当たり前の話かもしれません。

土や気候、作り方がある程度同じ小友町内の田んぼを比較しても、育ち方、稲の姿が全然違います。お米を頂き、食べ比べしたことがないので正確なことは分かりませんが、見た目が違う稲のお米は、おそらく味も違うはずです。

同じバイオリンを使っても、弾く人によって音が違うのと同じように、お米も、同じ作り方、同じ土地で作っても、農家によって味は違うのだろうなと思います。

面白いです。同時に、もしお客さまに美味しくないと言われたら、それは私のせいなのだろうと考えさせられました(笑)。

どのように作るかという方法も大事だけど、どんな思いで作るのかという作り手の姿勢も、やっぱり大事だと思います。

葉加瀬太郎さんのように、音を聴いたら感動するというレベルにはほど遠いですが、米を食べたら感動する、そんな自然栽培米ができるように、自分たちの姿勢も大切にしていきたいです。

コンサートのあった12月2日より雪が本格的に降り、いっきに冬景色になりました。寒さに弱い裕美氏は、

「きれいだなあ」

と連呼し、自分に暗示をかけて寒さを感じないようにしていました(笑)。
容赦ない冬寒い


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