自然栽培農家として地元に貢献できること。
こんばんは。今日の担当は、陽佑です。いま、紅葉がきれいです。写真は、小友にある「産直ともちゃん」から撮った写真です。「ともちゃん」から見える風景はきれいで、私たちの好きな場所のひとつです。
火曜日に降った雨で、だいぶお米の水分が高くなっています。昨日計ったら、22%でした。私たちは、出来れば15~16%台、そこまで下がりそうになかったら17%台で脱穀しています。予報によると、来週の木曜日までは曇りや晴れの日が続きそうです。今度の日曜日から脱穀を始め、水曜日までには終わりそうかなという状況です。
昨日、軽トラを運転しながら考えたことがありました。
「あなたに何ができるの?」
と聞かれたら、なんて答えるんだろう、ということです。今の私は、
「下手くそですが、無肥料・無農薬の自然栽培米を作ることができます」
そう答えるかなと思います。
就農する前に同じような質問をされたら、なんて答えたらよいのか分からなかった気がします。
よく、
「手に職を持った方がよいよ」
という言葉を聞きます。就職するときに資格があったり、特別な技術があった方が役立つからという意味で使うことが多いかもしれませんが、自分自身にとっても、新しい知識や技術が身に付くことは嬉しいことで、自信になることだと思います。
少しだけ米作りが出来るようになり、「手に職を持つ」ってこういうことなんだと感じました。
そんなことを考え、ブログを書く前に「手に職を持つ」とインターネットで検索してみたら、正式には、「手に職をつける」というそうです。恥ずかしながら、知りませんでした。
去年から特にですが、地元の小友町や遠野市に、私たちはどんなことができるのかなと考えることが多いです。
まだまだ、自分たちが米農家として生きていくことで精一杯で、地元になにかで貢献できる存在にはなっていませんが、私たちにできることは、米を作ることだけです。色々迷ったりすることもありますが、私たちにできることは米作りだという、基本のことは忘れずに、これからも地域の方々から田んぼをお借りして、米作りをしていきたいと思います。
明日は、毎週土曜日恒例の「よ市」です。10月最後の「よ市」となりました。明日も含め、残すところ6回となりました。来週からは「よ市」最後の月、11月に入ります。明日のイベントは、「岩大軽音楽コンサート」です。お時間のある方、どうぞ遊びにいらして下さい。
私たちは、午前中に「たくあん」用の大根を洗って干してから、盛岡に向かいます。どうぞ、よろしくお願いします。
それでは最後に、今日もご覧いただき、ありがとうございました。