自然を母、労働を父。
こんばんは。今日の担当は、陽佑です。今週から、いよいよ稲刈りが始まります。ケガには気を付けて、頑張ります。
農家になって、今年で4年目になりました。最初の1、2年は辛いことが多く、去年の3年目からは少しずつやりがいや楽しさ、嬉しさも感じるようになってきました。
その中のひとつが、
「自分で作った炊き立てのご飯を食べることができる」
ということです。これは、私に限らず、農家にとってのひとつの醍醐味だと思います。
今年は、一般的なお米の買い取り価格が安いようです。私たちは、100%自主流通しているので影響は少ない予想ですが、このような農業をとりまく環境のことを考えると、どうにかならないものか・・・と思ったりします。
最近読んだ本に、こんな言葉が書いていました。
「人は、自然を母、労働を父として人間となった」
あらためて、人は自然なしには生きていけないことを感じました。
農家の経営環境は、これからもっと厳しくなるかもしれません。でも、だからこそ、自然を母とした生き方をしている農家の姿を残すことの意義は、大きくなってくるはずです。
まだまだの農家ですが、大きな意義があることに取り組めるのは幸せなことだと思うので、少しずつ成長していければなと思います。
最後に、秋ですが、スイカの写真です。成長していきたいと言いつつ、野菜作りはいまいち成長できていない私たちですが、今年はスイカがたくさんなりました。でも、収穫の時期が分からず、いまのところ割るとちょっと白く、悲しい気持ちになります。これも、新米農家の醍醐味です(笑)。
それでは今日もご覧いただき、ありがとうございました。