勘六縁の田んぼから

加賀野菜を食べて勉強になったこと。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。よろしくお願いします。大きく分けて3ヶ所にある田んぼのうち、一番上流にある田んぼの写真です。他のところより、1週間から10日ほど出穂が遅いですが、登熟が進み、きれいな色になってきました。稲刈りまで、もう少しです。
9月

はじめに、新米についてです。

今年も、たくさんのご予約をいただき、ありがとうございました。正直なところ、ご予約を頂くこの時期は、心配です。でも、こうして今年もご予約をいただくことができ、ほっとしています。あとは、なるべく美味しい状態でお届けできるよう、気を抜かず収穫作業をやっていきます。ありがとうございました。新米を、どうぞよろしくお願いします。

お待ちいただいた新規の方からは、ご注文をお受けすることができず、本当に申し訳ございません。私たちの課題です。

欲しいといって下さる方にはお分けする、単純なことですが、私たちはそうしたいと考えています。でも、出来ていません。田んぼを所有しておらず、ほとんどお借りしているため、なかなか規模拡大を思うようにできないということもありますが、少しでも多くの方にお米をお渡しできるように、来年以降も頑張ります。

先週、金沢と能登に行き、加賀野菜という野菜を食べました。古くから、この地域で作られてきた野菜です。

私たちは、15種類ある加賀野菜のうち、加賀れんこんと加賀太きゅうりを食べました。美味しかったです。

遠野にも、こんなものがあったらよいのになと感じてきました。遠野には、「暮坪(くれつぼ)かぶ」という、漫画の「美味しんぼ」でも取り上げられた、独特の風味のする「かぶ」があります。そばの薬味などにしますが、美味しいです。遠野の野菜といえば、この「暮坪かぶ」です。

京野菜や加賀野菜と同じように、「遠野野菜」というもの数種類あれば、遠野の魅力のひとつになりそうです。

「暮坪かぶ」のほかに、古くから作られていた野菜があったのか調べてみたいです。それと、私たちは自家用に野菜を少しだけ作っていますが、種をできるだけ採るようにしています。種は、その土地になれるまでに8年かかると言われているので、とても根気のいる作業になりますが、取り続けることで、美味しい野菜になってくれたら嬉しいです。

加賀野菜を食べて、こんな妄想をしていきました。

私たちは、まだまだの米農家なので、これからも自然栽培米に集中していきます。でも、出来るか出来ないかは置いておいて、ちょっと妄想してみるのも面白いし、目の前のことに追われすぎている自分は、まだまだだなと感じさせられました。妄想を、少しでも実現可能な状態にできるように、やっていければなと思います。

先週から、稲刈り直前の草刈りをしています。1年で3回するので、最後の草刈りです。昨日、段々になっている田んぼの斜面に、穴が空いていたので、足で掘ってみました。すると、蜂の巣があり、大量に出てきたので、焦って逃げました。穴があっても、簡単には掘ってはいけないことを学びました(笑)。

田んぼの周囲の草刈りは今日で終わったので、あとはハウスの周辺などです。もう少し、頑張ります。

それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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