勘六縁の田んぼから

自然栽培の米農家さんへ見学に行ってきました②

こんばんは。今日も、陽佑が担当します。

前回に引き続き、宮城の自然栽培米農家さんへ見学に行ったときのことです。今日のブログでは、具体的なお米作りの方法をどう変えていくのか、感じたことを書きます。

大きく変えることは、代かきのやり方です。
しろかきマシン

私は2年目から、田植えの直前まで水を入れず、土を乾かすことを重視していました。そのため、田植え1週間前に水を入れはじめ、田植え3日前に代かきを丁寧にする、というようにしていました。

土を出来る限り乾かすことで、稲の成長もよくなり、草も少し抑えられるということが、去年までの3年間のお米作りで感じていたからです。

でも、今年の田植えを振り返ってみると、田植えしながら、

「あっ、草生えてる」

という田んぼがほとんどでした(笑)。

「上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見て草を取り、下農は草を見ても草を取らず」

という言葉があるように、草が見える前に、草を抑えるようにしなければいけません。そのため、代かきのタイミングをどうしようかと考えていました。

宮城の自然栽培米農家さんのお話を聞き、田んぼを見て、私も来年からは、一般的な代かきにしようと思っています。

一般的には、代かきは2回に分けて行います。水を入れた直後に1回、それから何日か経ってからまた1回です。

2回に分ける理由は、

① 分けることで水と土が馴染みやすくなる。

② 2回目の代かきのときは、田んぼのどこが高くて、どこが低いから分かるので、平らな田んぼを作ることができる。

この2つが一般的な理由だと思います。

無農薬栽培の農家さんには、もうひとつ理由があります。

「2回目の代かきには草が生えだしているので、その草をかき混ぜることで、その後の草を抑える」

です。知識として知っていました。でも、お話を聞き、田んぼを見ることで、田んぼを乾かすことも大事だけど、それと同じぐらい代かきを2回に分けてやることも大事だと感じてきました。

来年は、この方法にする予定です。

他の方の田んぼを見ることは、やっぱり勉強になります。来年以降も、先輩農家さんのところにお邪魔したいと思います。宮城の先輩農家の皆さま、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いします。

明日は、先週はお休みした盛岡材木町「よ市」です。イベントは、カレーうどん振舞いがあります。明日からは、また毎週参加しますので、どうぞよろしくお願いします。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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