今年のたくあんは、色とりどり&味いろいろ★掘り出す度に楽しみです。
こんにちは。
本日の担当も、裕美(嫁)でございます。
菊池家の食卓に、毎回並ぶ漬物たち。浅漬け、古漬け、醤油漬け、味噌漬け。いろいろある中、冬に圧倒的存在感をしめすのが、たくあんです。
11月に仕込んだたくあん(今年も、残りあと2回の「よ市」。 をご覧ください)。年末年始あたりからよく食べるようになり、今日の昼ごはんでも、もりもりパリパリいただきました。
極寒の小屋の中から、たくあんを掘りあててくるのは、けっこう勇気が要ります。いつも母にお願いしていたのですが、最近陽佑氏や私も手伝うようになりました。
まな板の上で出番を待つたくあん。
整然と並ぶその姿に、陽佑氏の手が伸びます。つまみぐいは掘りあてた人だけの特権なのに。
色が濃いもの、うすいもの、ちょうどよいものありました。
味も、濃いめのもの、もう一声のもの、グッド!とつい言ってしまうくらい美味なものと、いろいろです。
どんな漬かり具合になっているのか、掘りあてる度に楽しみです。
検証した結果、干す段階で干しすぎたか、凍ってしまったか、それとも米ぬかが少なかったかということになりました。今年の仕込みに生かしたいと思います。
たくあんと一言でいっても、材料も漬ける時期も、大根を干すかどうかも色々あるのですよね。菊池家は、干した大根を、たっぷりの米ぬかと昆布、なんばん(鷹の爪)、天日塩で漬けます。
なによりきっと、漬けたひとたちの手から出るパワーみたいなものや、「おいしくなぁれ」という掛け声が、スパイスになるのでしょうね。
母が、ばあちゃんやそのまたばあちゃんたちに教わった菊池家の味を、ちょっとずつ知っていきたいと思います。
最後に、昨日車から見た景色を一枚。
「真冬か・・・!!」
陽佑氏と二人でつっこみました(笑)。
湿った雪だし、雨が降ったり気温が上がったりしたので、すぐにとけました。いやはや、雪用ワイパーが大活躍です。
春が遅いのにもきっと理由があるから、素直に受け入れたいと思います。
皆さんが、おいしいごはんを食べて、いい夢みられる夜でありますように。
今日も一日、ありがとうございました。