勘六縁の田んぼから

規模拡大をするには、どうすればよいか。

こんばんは。今日も陽佑が担当します。明日は、地元の伝統行事、「裸参り」です。写真のように、雪もまだ多いので、今年は寒そうです。去年も言っていましたが、来年こそは、私も参加しようと思います(笑)。
のきさき

今朝起きると、フィギアスケートの真央ちゃん好きの裕美氏が、ご機嫌でした。フリーの演技を見て、感動したと言っていました。

真央ちゃんだけに限らず、メダルをとってもとらなくても、感動させられた場面がたくさんあります。自分の仕事で人のことを感動させることができるなんて、すごいことです。私たちも、米農家という仕事で、お客さまを感動させることができるように頑張ります。

ちなみに、寝不足なはずの裕美氏は、毎日元気に仕事しています。久々に言いますが、裕美氏、あっぱれです(笑)。

去年のブログでも書きましたが、私たちは、もっと規模を拡大することが、ひとつの課題です。

去年の作付面積は、2.8ha(町歩)でした。今年は20a(2反歩)増え、3haになります。あと、1町歩ぐらいは増やして、全部で4ha(町歩)ぐらいまでは、近いうちにいきたいなと考えています。

このような話をすると、先輩農家さんに、言われることがあります。

「もっと機械化しないとだめなんじゃないか?」

3年間やってみて思いますが、確かに、ある程度機械化するか、作業を見直して、負担がかからないように工夫しなければ、体が壊れてしまうだろうなと感じています。

去年、2.8haの作付面積のうち、天日干しにした面積は2.2ha、コンバインという機械で稲刈りをしたのは60aです。コンバインで収穫したお米は、すべて香川の酒蔵さんに出荷しました。酒蔵に出荷するためには、お米の検査を受ける必要があり、検査を通すには、機械で乾燥しなければいけません。

もし、4haまで増やすとなれば、3.4haが天日干し、60aがコンバインとなります。これは、あと3~5年ぐらいの目標で、いまのやり方だと、ここまでが限界かなと考えています。

それ以降、規模の拡大はしないのかというと、分かりません。考え中です。

地元の状況などを考えると、あと5年もたてば、高齢によりお米作りできない方が増えてくることが予想されます。若い農家は限られているので、私ももっと面積を増やせるように考えておかないと、ダメなのかなと感じています。

そのとき、どうすればよいのか?

ひとつは、コンバインを導入し、無肥料・無農薬・機械乾燥のお米を作ることです。

もうひとつは、人を雇い、今のやり方を継続して無肥料・無農薬・天日干しのお米を作ることです。

あともうひとつは、私たちのようなやり方がひとつのモデルになって、地元の方、もしくは外部から新規で就農してお米作りをする方が増えることです。

その他にも、様々な方法はあるかもしれませんが、現実的に考えると、規模拡大するにはこの3つの方法かなと考えています。

もしかしたら、別の方法が出てくるかもしれませんが(笑)。

いずれにせよ、いまある目標を達成することが、いまの私たちに出来ることです。

「菊池夫婦ができているなら、自分たちだってできるんじゃない?」

そんな風に思って頂けるようになったらいいなと、考えています。

それと、一番大切なことですが、何をするにしても、「お客さまのこと」を忘れずに、やっていきます。「お客さまにとって、最善の方法はなにか」、ということは、常に考えていたいと思います。

それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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