冬道ドライブが物語る、岩手県民の我慢づよさ。
こんにちは。
本日の担当は裕美(嫁)です。
昨日、最高気温が氷点下6℃だった遠野。今朝は、県庁所在地の盛岡市で氷点下11℃以下、比較的暖かいとされる沿岸・大船渡でも氷点下6℃くらいだったそうです。盛岡よりも寒い遠野は、一体何度だったのでしょうか・・・。考えないことにします(笑)。
さて、先日のブログで安全運転の大切さを語っていた陽佑氏(詳しくは「安全運転を心掛けてみました。」 をご覧ください)。
最近、「ヤット渋滞(サッカー日本代表の遠藤選手が作り出す道路渋滞のこと)」ならぬ、「陽佑渋滞」ができています(笑)。
どんどん抜かれていくのですが、気にならないとのこと。むしろ、「楽だわ~」と言っています。大物の予感です。
岩手に嫁にきて驚いたことのひとつに、冬道運転の危なさがあります。気を抜くと、あっという間にスピンすることでしょう。
ですが、岩手県民はそうそう事故を起こしません。他県の冬の統計よりは多いのでしょうが、これだけつるんつるんだというのに、少ないなぁという印象です。
まず、あわてません。多少すべっても、あわてず対処します。
陽佑氏とのドライブ中、一度、交差点でスピンしたことがあります。一回転しましたが、何事もなかったかのように走り出しました。夢だったのかなと思ったくらいです。
そもそも、すべらないよう慎重に進んでいきます。ブレーキはほとんど踏まず、踏むなら細かくポンピング、速度を出しすぎず、無理をしません。
ほどよい緊張感があるように感じます。
この運転を見て思うのは、岩手県民の我慢づよさ、粘り強さ、実直さのような気質は、冬に培われる部分がありそうだということ。
寒さに負けることなくうまく付き合って、長い冬を家族と温かくして過ごす。遅い春と早い秋の訪れのあいだ、目一杯働く。求めすぎず、かといって諦めるわけではない。
優しくて、人を思いやる気持ちが大きくて、頼りになる人が多い岩手。その温かさに助けられることがたくさんあります。
陽佑氏に会うまでは、訪れたこともない県でしたが、いいところだなぁと思います。本当に。
茨城県民の負けず嫌い根性というか、てやんでぃ!(江戸っ子?)みたいな気質が私の持ち味だと思うので(笑)、これにプラスして、岩手県民のすてきなところを吸収していきたいと思います。
写真を一枚。
愛犬・こたろう(小太郎と書きます。父が知らぬ間に漢字をあてていました)は、暖かい場所が大好き。猫だけでなく、犬もこたつで丸くなるようです。
皆さんが、あったかい布団でいい夢みられる夜でありますように。
今日も一日、ありがとうございました。