勘六縁の田んぼから

減反政策がなくなることを、チャンスと考えるか、ピンチと考えるか。

こんばんは。今日も陽佑が更新していきます。

親戚にお借りしている「蔵」です。田んぼごとに分け、籾で保管しています。この中にいれるのは手作業なので、だいぶ大変です(笑)。
こめ蔵

今週、NHKのニュース「ニュースウオッチ9」で、来年のブラジルW杯の開催について、現地の方々の考えを放送していました。

ある人は、開催に反対していました。W杯に向けた準備でお金を使うのではなく、行き届いていない教育や医療に使って欲しい、という考えでした。

ある人は、開催に賛成していました。W杯に向けた準備をすることで、国が教育や医療を見直すきっかけになると思うから、という考えでした。

このニュースを見ながら、「減反の廃止も同じだなあ」と、考えさせられました。5年後、減反政策がなくなることが決定しています。これについては、チャンスと考える農家、ピンチと考える農家、様々いるようです。

個人的には、賛成か反対かというよりも、「減反がなくなったら、地域の農家さんたちで、お米づくりをやめる人が出てくるだろう。どうすればいいのかなあ」、そんなことを考えています。

私たちの住む遠野市小友町は、専業の米農家は数えるほどしかおらず、兼業農家が多いです。兼業農家の方々にとっては、いまの制度があって、プラスマイナスゼロか、ちょっとの赤字か黒字という状況だと思います。減反制度がなくなったら、状況的には苦しくなるはずです。

どうすればよいのか、答えは分かりません。

まずは、まだまだ未熟な私たちにできることは、自分たちの仕事をちゃんとやることだと思います。心を込めてお米を作り、お客様に美味しいと言って頂けるように頑張ること。それが、ほんの少しかもしれませんが、地域の農業の活性化につながるはずです。

それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。明日は、茨城の裕美氏の実家に向かい、明後日は代々木公園のアースデイマーケットに出店します(詳しくはこちらのブログ「12月15日(日)のアースディマーケットに参加します★」をご覧ください^^)。

アースデイマーケットのHP ⇒ 東京朝市 アースデイマーケット EarthDayMarket

お米の販売に苦戦していた1年目から、私たちのことを支えてくれた朝市です。感謝の気持ちを込めて、向かいます。どうぞ、よろしくお願いします。


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