いろいろなカボチャはあるけれど、こんなの初めて★~そうめんかぼちゃ編~
こんばんは。
本日の担当は、裕美(嫁)です。
今日の遠野は、一日雪降りでした。
雪の中、”プラウ”という作業機で畑の土をひっくり返してきた陽佑氏。ちょっとうまくいかなかったようですが、お疲れさまでした。帰ってくるなり、ストーブを一人占めしていました。
雪がどんどん降ってくる様子を、「もさもさと降る」と言うようです。お嫁に来ていろんな新発見があるわけですが、遠野の方々の擬音語は、特徴的で興味深いです。
例えば、稲がひょろ~んと生えていてちょっとかわいそうな様子は、「ぱやぱやと生えている」と言います。動悸がすることを、「胸がとかとかとする」と言います。
そのほかにも「おぉ…!」と思うような意外な擬音語があるので、また発見したらお知らせします。同じ日本でも、ほんとうにいろんな言葉や慣習があるのですね。
今日は、こんなの初めて★という体験についてお伝えしたいと思います。
今年は3種類のカボチャを育ててみました。一つは、ばあちゃんが何年か前から種を採っている、よく見る黒いカボチャ。一つは、近くの先輩農家さんから種をいただいた”日本カボチャ”。そしてもう一つは、お客様から種をいただいた”そうめんカボチャ”。
どれもいっぱいは生りませんでしたが、何とか形になってくれました。
実は、遠野に来てから、初めて口にしたそうめんカボチャ。な、なんじゃこりゃ~というかんじでした。
このような細長い形に、まず驚き。
勢いあまって、包丁まで写ってしまってごめんなさい。
半分に切ってみると、こんなかんじでした。ドーナツみたい。
果肉部分に近寄ってみると、なんじゃこりゃ。糸っぽい。
ゆでてから、ほぐしていきます(この段階は母がやってくれたので、まだ見たことがありません)。カボチャなのに、ほぐれるなんて。
手前のきいろいそうめんのようなものが、ゆでたそうめんカボチャです。
いただきもののカボスと醤油とごま油で作ったドレッシングを掛けて、食べてみましした。カボチャっぽいスイートな香りがほのかにして、美味しかったです。
おすそわけした方から教えてもらったおすすめレシピは、生のままごま油で炒めるバージョンだそうです。しゃきしゃき感がたまらないとのこと。あと一つ残っているそうめんカボチャで、今度試してみようと思います。
野菜づくり、すごく難しいなぁと感じます。いろんな野菜を育てられる人って、本当にすごい。ばあちゃんや先輩農家さんに教えてもらいながら、ちょっとずつできるようになりたいと思います。
皆さんが、あったかいお風呂に入って、ほかほかで布団に入れる夜でありますように。
今日も一日、ありがとうございました。