勘六縁の田んぼから

秋に田んぼを耕すか、耕さないか。

こんばんは。今日も、陽佑が担当します。

盛岡市材木町の「よ市」は、先週の土曜日11月30日をもって、終了しました。最後ということもあって、多くのお客さまにお越しいただき、その結果、いつもにも増してバタバタした対応となってしまいました。

いつまでたっても、バタバタしてしまいます。来年こそは、落ち着いてお話できるようにしたいと思います。

今年お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。お客さまと直接お会いできる「よ市」という場は、とても貴重な場になっています。来年も参加しますので、どうぞよろしくお願いします。

「よ市」は、12~3月までお休みし、4月の第一土曜日から再開します。

先週で、稲わらの片づけが終わりました。もう「冬」ですが、残りの「秋」作業は、田んぼの溝切りと耕す作業です。

溝切りは必ずします。」田んぼを耕すか、耕さないか、というところで、とても迷っていました。

就農1年目は、それぞれの作業の意味について、よく理解していませんでした。3年目になり、作業の効果について、少しずつ分かるようになってきました。

無肥料・無農薬の自然栽培米づくりにおいて、秋に田んぼを耕すことには、よい点と悪い点の両方があると感じています。

よい点は、耕したゴロゴロした土が凍り、草の種の発芽を抑えることができます。

悪い点は、春に田んぼが乾きにくいことです。雪どけが遅い遠野では、特にそうです。春に田んぼを乾かすことで、草の発芽を抑えることができます。

秋に耕し、土が凍ることで草の発芽を抑える効果に期待するか、秋に耕さず、春に田んぼの土を乾かすことで草の発芽を抑えるか、どちらの方法をとるか、迷っていました。

今年は、去年秋に耕さなかった分、田植え直前にはかなり田んぼが乾きました。そして、去年と一昨年よりも草が少なかったです。
青年は荒野をゆく

夏頃からずっと迷っていましたが、今年も秋には耕さないことにしました。

3年間の経験にもとづいて、1番良かった方法を選択するのがよいだろうということに落ち着きました。

これで来年草が大量だったら、ドンマイという感じです(笑)。

それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。今週も、どうぞよろしくお願いします。


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