勘六縁の田んぼから

自然栽培3年目、カメムシ被害が少ないです。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

昨日の夕方、裕美氏と2人で車に乗った直後、裕美氏がもぐもぐし始めました。

「何食べてんの??」

と聞くと、

「芋」

と言っていました。予定に間に合いそうになかったので急いで車に乗ったのに、焼き芋を握りしめていたこと、車に乗った直後に早くも「もぐもぐ」していたことに、笑いがとまりませんでした。さすが、芋好きです(笑)。

無農薬でお米作りするとき、カメムシの被害をどうするか、ひとつの課題です。カメムシといっても、よく家にいるカメムシではありません。もっと小さい虫です。

8月に穂が出始め、少しずつ穂が膨らみます。膨らみ始めたころは穂がやわらかく、その時期にカメムシが穂に吸い付きます。そうすると、写真のようにお米が黒くなります。
斑点米というそうな

無肥料・無農薬の自然栽培米づくり2年目の去年は、1年目のおととしよりも被害が少なくなりました。でも、一般的なお米と比較すると、多かったです。そのため、遠野市内のお米屋さんにお願いし、カメムシ被害のお米を取り除いて頂いていました。私たちは持っていませんが、「色彩選別機」という機械があります。その機械にお米と通すと、カメムシ被害のお米を取り除いてくれます。

自然栽培米づくり3年目の今年、カメムシの被害がさらに少なくなりました。田んぼは、枚数でいうと、全部で17枚あります。17枚中8枚の田んぼのお米の籾すりをして、玄米にしました。すべての田んぼで、被害が少なかったです。

嬉しい変化でした。

一般的に、カメムシ被害を少なくする方法は、大きく3つあります。

① 田んぼの畦や牧草地の草刈りをすること。

② カメムシに効く農薬を使うこと。

③ 田んぼの中の草を取り除くこと。

この3つです。無農薬でお米作りをすると、田んぼの中の草をすべて取り除くことは不可能です。草が多いところはカメムシ被害も多いだろうと予想していました。

でも、少なかったです。

無肥料栽培にすると、ある程度カメムシ被害は抑えることができそうです。

ただ、あくまでまだ3年目です。これから何年も作り続けることでどうなるか、楽しみです。

それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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