勘六縁の田んぼから

やり直す。

こんばんは。今日のブログは、陽佑が更新していきます。

いよいよ稲刈りが始まりました。束になった稲の重みを感じ、嬉しい気持ちになりながら頑張ることが出来ました。昼ご飯を食べたあと、裕美氏に、

「どう?疲れた??」

と聞くと、

「あ~(苦笑)」

と言っていました(笑)。初日から、だいぶ疲れた模様です。だんだん体も慣れていくはずなので、引き続き、収獲の喜びを感じながら頑張ります。
収穫作業
慣れてもキツい

昨日の夜、なかなか眠れませんでした。

石山さんから「今年はないぞ」と言われた育苗土をどうするか、なぜか考え出してしまい、どうしようどうしようとなっていました。

秋田県大潟村で、自然栽培米づくりをしている石山さんのホームページはこちら→㈲石山農産

そんな中、隣の裕美氏は口を空けて寝ていました(笑)。

結局、もう一度こうじ菌発酵からやり直そうと思います。苗用の土づくりは、大きく分けて3つの工程で作ります。材料は、お米(もしくは米ぬか)、稲わら、田んぼの土の3つです。

① お米、もしくは米ぬかにこうじ菌を付着させ、こうじ菌発酵させる。

② こうじ菌発酵させたお米(米ぬか)と、稲わら、田んぼの土を混ぜ、納豆菌発酵させる。納豆菌発酵は、50℃ぐらいの高温になる。

③ 最後に、酵母菌で発酵をしめくくります。酵母菌は、アミノ酸やタンパク質を合成するようです。

①まではうまくできましたが、②の発酵がうまくいきませんでした。原因は、露地でやっていたため、水分が多すぎたのだと思います。発酵には、50%程度の水分量が適していると言われていますが、それ以上になっていました。

日曜日、石山さんにお会いしたときに言われたことがあります。

「俺も育苗土作れるようになるまで3年かかったんだ。やろうとしてるんだから、それでいいんだ。」

やってみないと分からないので、失敗するかもしれませんが、もう一度やり直してみようと思います。

明日からも、稲刈り頑張ります。


最近の投稿

アーカイブ