勘六縁の田んぼから

地域の課題解決~地域農業マスタープラン~

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。今日は、雪がちらつく中、電気牧柵(電気が流れる牧柵。シカなどの獣害対策用)の片付けと溝切りをしました。

ちょっと寒かったので、茨城出身の裕美氏は、「超寒いんだけど!凍りそうなんだけど!!!!!」を連発しておりました(笑)。あまりに寒すぎて、ダウンの上にあんまり役に立っていないだろうと思われる、帽子をかぶっております。

裕美氏に、遠野の極寒な冬を乗り切れるだろうか、今日はそんなことを感じました。
防寒対策は重要

さきほど、市役所の方と地元の農家の方とで、「地域農業マスタープラン」という計画の話し合いに参加してきました。

この計画を簡単に説明すると、田舎では農家が高齢化しており、後継者もいないので、担い手になる人がいない。そこで、地域毎に「農地を貸したい人」と「農地を借りたい人」を整理する。そして、「農地を貸したい人」のものを「農地を借りたい人」にどんどん使ってもらおう。そんな計画です。

この話し合いに参加して、あらためて、私たちが住む遠野市小友町には、担い手となる人がいないのだなあと感じてきました。

そして、私たちが今やっている無肥料・無農薬米(自然栽培米)の「亀の尾」を作ることが、ただ単に召し上がって頂いたお客様のためだけでなく、地域の課題を解決すること、代々受け継いできた農地を守りたいから、ぜひ作って欲しい、そんな田舎のじいちゃん・ばあちゃんの願いを叶えることにつながるのだなと、やりがいを感じてきました。

まだ2年目の新米夫婦ですが、地域の人たちの農地を守りたい、そんな思いにも応えられるように、これからも頑張っていきます。

それともうひとつ。今日の話し合いで感じたことは、地域の農家の方は、やっぱりかっこいいです。色々な苦労を乗り越えながら生きてきた、力強さがあります。けんかしたら、負けそうです(笑)。

そんな力強い夫婦も、目指したいと思います。


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