シカもお米好き。
こんばんは。
本日の担当は裕美(嫁)です。
昨日のブログで陽佑氏が書いていたとおり、洋服もお米も天日干しがよさそうだということを身を持って感じている今日この頃です。
今日の遠野の天気は気まぐれ。まさしく、秋の天気というかんじでした。カァーっと晴れたかと思うと冷たい風が吹いて雨降り。秋の空の中に夏の名残を感じさせる雲があったりしました。
まぶしいお顔の陽佑氏。合成写真みたい!?
突然ですが、皆さんはシカの鳴き声を聞いたことがありますか?
私、聞きました。初体験でした。キーンだかケーンだかキューンだか、かわいらしい声で鳴くのです(陽佑氏いわく、「ぅえあーん」だそう)。シカの鳴き声を自宅近くで聞くなんて、夢にも思っていませんでした。まるで天然の動物園ですね。
しかし。かわいいのは声と姿だけなのかもしれません。シカもお米が好きなようで、勘六縁の無肥料・無農薬米の田んぼにも入ってました。美味しそうに実った稲をむしり取って食べたみたいです。
写真①シカが田んぼに入った道。ためらいもなく、ずんずん侵入した模様。
写真②シカがここでダンスをしたかのような稲の倒れ方。あっちこっち向いてます。
写真③食べられた稲の穂先は、脱穀後のようになっていました。籾が少ないのです。
シカの他にも、熊やカモやカラス、ねずみなどなどお米を食べにくる動物がいます。イノシシはもともと温かいところにいるのですが、岩手まで北上してきているとのこと。無事に芽が出て、虫や病気に負けず何とか生き残ったとしても、最後の最後で動物たちに食べられてしまうかもしれない。食べ物って、いろんな壁を乗り越えてやっとこさできているのですね。たいへんなことだったんだなぁと、しみじみしました。
人間も自然界の一員。だから、人間だけが都合よく食べ物を得られるわけじゃないんだと思いました。いろんな事情があって、たまたま「農業」というやり方で一種類のものを大量に作っている私たち。。虫も動物も人間も、微生物もコケも草も、それぞれ役割がある。他の生き物たちともいい関係になれたらなぁと思います。
明日もよ市に出店します。もしかすると雨模様かもしれませんが、立ち寄ってくださる方とお話できるのを、陽佑氏も私も楽しみにしています。すりたてのお米を用意してお待ちしています^^
電気ストーブをつけ、モコモコもシーツを敷いて、冷える夜も暖かく過ごします。
皆さんも季節の変わり目におかぜなどひかぬよう、お気をつけください。週末なにしようかしらとわくわくしながら布団に入れる夜でありますように。
今日も一日、ありがとうございました。