勘六縁の田んぼから

小さな気遣い☆

こんばんは。

本日の担当は裕美(嫁)です。

昨日、おとといと、鈴虫かコオロギが家の中で鳴いていました。母に確認したところ、この季節わりとよくあることのようです。りーんりんと元気に鳴いている鈴虫かコオロギ。どうぞ菊池家を満喫していってください。

さて、本日も引き続き草刈りをしました。

合計4枚強の田んぼのまわりを草刈りして、へとへとになったのでした。陽佑氏曰く、「裕美ちゃん、遠野に来て、一番働いてるんじゃない?(笑)」とのこと。そんな冗談にも笑って対応できるようになった私は、結構たくましくなってきたようです。

今日の稲たち。
米のようす

勘六縁の無肥料・無農薬米(自然栽培米)の田んぼは、今日も元気でした。背がたか~くて穂がなが~いのが、亀の尾という品種の特徴です。明治時代の主力品種だった亀の尾。肥料も農薬もほとんどなかった時代に作られていたこともあり、自然栽培に向いている品種のようです。

草刈り中、クラクラしてきたときにこの亀の尾たちをみると元気をもらえます。いつもありがとうね、稲さんたち。

そしてこんな風景を発見しました。
ニラの花が咲いている

すっかり刈られている草の中で、生き残りが一ヶ所。陽佑氏が残したのは、花をつけているニラでした。そういえば、「ニラも自給できるなんて、最高だね!」と話したことがありました。陽佑氏の小さな気遣いにほっこりしたのでした。

勘六縁の田んぼがある場所では、田んぼが隣り合っているので、畔を半分こしています。草刈りの時は、お互いにちょっと多めに刈ったりします。例えば前回は多めに刈ってくれたから、今回は私たちが多めにやろうというかんじ。そこに人がいなくても、風景を見ているだけで思いが届いている気がします。小友町の皆さん、いつもありがとうございます。小さな気遣いに、声を掛けてくださる優しさに、いつも助けられています。

私も、小さな気遣いを積み重ねられるようになりたいと思った日でした。

明日は引き続き草刈りと、刈った稲を掛けて天日干しするための「はせ」づくりの準備をします。陽佑氏に、「裕美ちゃん、今日もよく働くねぇ!」と言ってもらえますように(笑)。

皆さんにとって、明日を楽しみにかんじながら眠れる夜でありますよう、願っています。

今日も一日、ありがとうございました。


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