勘六縁の田んぼから

菊池家の梅干し作り

こんにちは。今日の担当は、陽佑です。今日から7月に入り、いよいよ手取り除草、最盛期が到来しました。

体も心も追い込まれる時期なので、心と体のメンテナンスをしっかりやっていきたいと思います。

今日は、菊池家恒例の梅干し作りをしました。全部で20キロの梅を漬けたので、その全工程をご紹介します。塩は、梅に対して16%にしました。

まず、愛犬こたろうが、暑くてだれている中、
だらけたモップ

① 届いた梅を、きれいに洗います。次に、
うめあらい

②洗った梅をふき、傷が付いた所を取り除きます。

洗った梅をふくのは、なるべく梅から出る水気だけで漬けた方が、梅の風味がにげず、美味しくなるため。痛んだところを取り除くのは、そこにカビが生えてしまい、せっかくの梅干しをダメにしてしまうため。
キズには必ず菌がいます

次に、

③梅に塩をすり込みます。

ここでのポイントは、梅に塩をすり込んでも、全く塩がついていないよう見えますが、それでもやり続ける!、これがポイントです(笑)。決して、これ意味ないんじゃない?、なんて思ってはいけません。塩をすり込むことで、早く梅が浸かるそうです。
一手間が違いを生む

そして最後に、

④梅を並べて、塩をかけ、梅を並べて塩をかけ、容器いっぱいになったら完成です。
塩づけ

これが完成品です。上から重しをして、ラップをかけます。
おもして
ラップ

無肥料・無農薬米(自然栽培米)作りのかたわら、農家でやる仕事の一コマをご紹介しました。

買って食べるよりも、自分で作った方がはるかに安くて、しかも美味しく出来ます。同じように作っても、毎年違う味になるので、今年の梅干しがどんな味になるのか、楽しみです。

梅干し作りは簡単には簡単ですが、手間がかかります。一粒一粒やる作業は、けっこう飽きてしまいます。でも、「食べることは生きること」、それを考えると、昔からの食べ物作りをすることは、とても大切なことのように感じます。

美味しいものを食べて頂き、元気に楽しく生きる。シンプルですがとても大切なことに、無肥料・無農薬米を作ることで、少しでも貢献していけたらと思います。


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