勘六縁の田んぼから

天知る地知る我知る

「天知る地知る我知る」、この言葉は、何年か前に母に教えて貰いました。
勘六縁のお米

調べてみたところ、正確には、「天知る地知る子知る我知る」、もしくは「天知る地知る我知る人知る」というそうです。

昔の中国の言葉で、夜遅くに、「誰も見ていないから」とワイロを渡そうとしたところ、「天も地も私も君も知っているではないか」と断った時の言葉です。

悪いことをしたら、きっと誰かが見ているという意味です。

無肥料・無農薬米(自然栽培米)を作る上での「勘六縁のこだわり(勘六縁の6つのこだわり )」の1つは、「笑顔で楽しく、愛情いっぱいに人や自然と接すること」です。詳しくはこちら(笑顔で楽しく、愛情いっぱいに人や自然と接すること」にこだわる理由① )をご覧下さい。

その為には、いつも穏やかな気持ちでいることを大切にしています。そうしていれば、日々の小さな出来事にも気付くので、嬉しい気持ちや、楽しい気持ちになれるからです。

先週ふと、穏やかな気持ちでいる為には、天も地も自分も知っているという事を意識することも、1つの方法だと感じました。そうすると、無肥料・無農薬米作りの様々な場面で、とても丁寧に、心を込めて作業が出来ました。

「天知る地知る我知る」、これからも意識していきます。

写真は、今年作付する田んぼで、一番山奥の所です。今日撮ってきましたが、まだ雪が残っていました。去年、秋に雨が続いて田耕しが出来なかったので、明日やる予定です。田耕しをして、すこしでも肥料分を抜きたいと思います。肥料の考え方については、こちら(無肥料・無農薬米にこだわる理由②~草、虫、病気の解決策と省力化から~ )を参考にして下さい。


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