勘六縁の田んぼから

種籾の脱芒(だつぼう)処理と選別

昨日と今日で、今年の「勘六縁のお米」となる、種もみの「脱ぼう処理」と、「選別」を行いました。この作業は、無肥料・無農薬米を作るときにも必要です。
勘六縁のお米

上の写真は、グレーダー付き脱ぼう機です。僕は、この機械を持っていなかったので、遠野でこの機械をお持ちの方のところでやって頂きました。

下の写真を見ると、右の「もみ」にだけ、毛の様なもの(ぼう、もしくは「のぎ」と言います)がついているのが分かります。これを取り除く作業が「脱ぼう処理」です。この処理をしないと、春の種播きで、種もみ同士がくっついてしまい、うまく播くことが出来ません。
脱芒処理前後の種籾

また、選別作業は、グレーダーという機械で種もみを「ふるい」にかけます(今回は、グレーダー付き脱ぼう機でした)。小さな「もみ」は、発芽率が悪かったりと、種としてはふさわしくありません。胚乳が充実している大きな「もみ」を種もみとして使います。

少しずつ、お米作りの準備が始まってきました。


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