勘六縁の田んぼから

小正月はけんちん汁☆ 無病息災と五穀豊穣を願って。

こんばんは。
本日の担当は裕美(嫁)です。

私、この時期に田植えしてきました。
冬の田植え、してきました。

雪を田んぼに、松を稲の苗に見立てて田植えをして、五穀豊穣を願うというのも、小正月ならではだそうです。

今日は陽佑氏が出かけていたので、一人でこっそりやってみました。遠目に見るとわかりにくいかなぁ。はて、誰か気づくかしら(笑)。
小正月にやることの一つみたい。雪を田んぼ、松を苗に見立てて。

小正月(こしょうがつ)って、遠野に来てから意識し始めたように思います。小正月だね=どんと焼きだねとなります。なお、小正月だね=けんちん汁食べられるね、とも言います。(笑)

小友を昔から見守ってくれている巌龍神社(がんりゅうじんじゃ)に、みんなそれぞれお正月飾りを持っていって、どんと焼き(”どんど”ではなく、この辺だと”どんと”みたい)。拝んでもらったあと、燃やします。

この火や煙は厄を払ってくれるんだよと母。本厄のわたくしとしては行きたいところでしたが、今年も行かずに終わりました。また来年。

そして、小友のけんちん汁には、茨城では見慣れないものがたくさん。
・ぼり(というきのこ。私的にはなめこの大きいやつというかんじ)
・赤ささげ(小豆より大きめの豆。汁全体の食感が面白くなる)
・ぜんまい(春に採って塩漬けにしていたもの。”わらび”や”こごみ”といつも間違う)

しかも、芋の子(里芋のこと)じゃなくて、じゃがいもなのです。不思議でした。だって、茨城だとやっぱり里芋だから。
小正月のけんちん汁。わ~い^^

今年こそ、大量の豆腐は私が炒める!と思っていたけど、気づいたら終わってました(笑)。父がやってくれたそうです。

ということで、今年も美味しくいただく係を受け持ちたいと思います。父、母、ありがとう。

家族がみんな健康で、何気ない日々を一緒に過ごせること。お米や野菜たちがちゃんと実ってくれること。このただただシンプルなことが、2016年もきっと叶いますようにと願って。

…あぁ、けんちん汁楽しみ。(笑)

皆さんと皆さんのご家族も、日々穏やかにお過ごしになられますように。

今日も一日、ありがとうございました。

 

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