勘六縁の田んぼから

よもぎの天ぷら!? 困った草が、待ち遠しい存在に早変わり。

こんばんは。
本日の担当は、裕美(嫁)です。

昨日の地震、皆さんは大丈夫でしたでしょうか。私たちは元気にしています。遠野へ思いを寄せてくださった方々、ありがとうございました。

遠野の地盤はかたくしっかりしているため、あまり揺れないんだよ。そう言われている意味を、身を持って実感しました。

ただ、お家のふすまやタンスが結構がたがた鳴って(笑)、その音には驚きました。陽佑氏の母の実家(父の実家と同じく、小友銀座(小友のメインストリート)にあります)に住んでいるのですが、年季が入っているのねと改めて感じた次第です。大切に住もうと思いました。

さてさて、先日、小友の先輩農家さんに面白いものを食べさせてもらいました。よもぎの天ぷらです。私たちは初体験でした。

よもぎ=草餅に使うというイメージは、遠野へ来てから変わり、よもぎ=ハウスの中にはびこる手強いやつ(笑)となっていました。

根っこで増えるので、葉っぱを刈ってもすぐ生えてきます。根っこは広く深く張り巡り、取っても取っても毎年増えていきます。おそるべしよもぎ。

ところが、よもぎの天ぷらをいただいたことで、よもぎ=食べられることを思い出しました。すっかり忘れていました。

よって、急にうきうきしてきました。鼻の穴、広がっちゃいます(笑)。
ハウス栽培中のよもぎを収穫

あぶらむしがつきやすく、伸びてくると「すねえ(筋っぽい)」かんじになるので、いざ収穫するとなると、選ぶのが難しい。先のほうの新芽だけ摘んだら、思ったよりちょこっとの収獲量でした。

先輩農家さんが教えてくれたように、長ネギと共にかき揚げにしました。
よもぎとネギのかき揚げ

※手前のは、とうもろこしのかき揚げです。

陽佑:「うまっ!これ、あと2回は食べたい」
母:「いけるね」
父:「なんだこれ、いけるじぇ」

ということで、いい香りで美味でした☆ ネギも我が家で獲れたもの(ほっそいけど)なので、材料費なし。

その日から一転、”困った草がはびこる育苗ハウス”は、”稲の育苗およびよもぎのハウス栽培をする場所”になりました。よもぎを見る目が変わりました。早く新芽出ないかなぁ…な~んて思ったりします。

食べられるというのが、食いしん坊の私たちにちょうどよかったのもありますが(笑)、おかげさまでハウスにいる時間がより楽しくなりそうです。先輩農家さんとよもぎに感謝です。

明日明後日と、陽佑氏は代かき(田んぼの土と水をまぜまぜ)、私はカボチャやキュウリや大豆などの種まきをする予定です。楽しみです。

皆さんが、おいしいものをもりもり食べて、幸せ気分で布団に入れる夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。

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