「自然と共に生きる暮らしを味わう会」冬の巻。
こんばんは。今日の担当も陽佑です。
12月10日に開催した「自然と共に生きる暮らしを味わう会」冬の巻、先日のブログで裕美氏から当日の様子をお伝えしますと言いましたが、私がお伝えすることになりました(笑)。
お越し頂いた8家族21名の皆さま、ありがとうございました。お陰さまで、今年継続して開催してきた「味わう会」は、今回をもって無事に終えることができました。
今回は「冬の巻」ということで、「なわない」と「餅つき」をしました。初めての内容で、どうなることかと不安でしたが、小友のじいちゃん、ばあちゃんにお手伝いして頂き、またお客さまにご協力して頂くことで、私たちにとっても楽しい1日となりました。
「なわない」を始めたばかりの様子です。ここから1時間後、皆さまきれいに縄が出来るようになってきました。
餅つきをして、色々な味のお餅が出来上がりました。
また別の日に、当日の様子をもっと詳しく、写真で紹介したいと思います。
小友で育ったお米のワラが、お客さまが思い思いに作った正月飾りとなってご自宅に飾られることを想像すると、幸せな気持ちになります。
お越し頂いた皆さまにはお伝えしましたが、今回は、「なわない」の先生として小友のじいちゃん一人、縄につける「幣束(へいそく)」(正月飾りによくついている、半紙で作られた飾り)の先生としてもう一人のじいちゃん、このお二方にお手伝いして頂く予定でいました。
このつもりで段取りをしていたところ、田植えや稲刈りにお越し頂いたばあちゃんから、
「大丈夫か?てづだってやるが??」
と、前日に声を掛けて頂き、急遽、いつものばあちゃん3人にもご協力して頂くことになりました。
いつまで経っても段取りの悪い私たちなので、当日は餅米を蒸かして頂いたり、出来上がった餅につける「あんこ」などの用意をして頂いたりと、今回も大活躍のばあちゃん達でした(笑)。
去年までは、「田んぼの体験」として開催してきたものを、今年からは「暮らしを味わう会」とバージョンアップをして開催してきました。これで、お越し頂いた皆さまは満足するのだろうかと、不安な1年でした。
でも、地域の方々や、お越し頂いた皆さまにご協力して頂くことで、何とか継続して開催することができました。課題もたくさんあり、皆さまにはご迷惑をお掛けしたかと思いますので、来年以降、改善できるようにしなければいけませんが、その中でも、いくつか学んだことがあります。
ひとつは、特別なことをするのではなく普段のままでよい、ということです。どうしても、私たちが日常的に行っている作業や暮らしだけでは満足していただけないのではないか、と考えてしまいます。しかし、お越し頂く皆さまから、私たちの普段の暮らしに、充分に価値があるということを教えて頂きました。
また、もうひとつは、小友の方々にもご協力して頂けるようになってきた、ということです。去年までは、勘六縁のみで完結するような内容でしたが、今年から「小友の暮らしを味わって」頂くには、じいちゃん、ばあちゃんの姿を見て頂いたり、地域と私たちのつながりも感じて頂きたいと考えました。その結果、今回開催した「冬の巻」では、ばあちゃん達の方から声を掛けて頂けるようになり、嬉しかったです。こうしたつながりを、少しずつ増やしていきたいです。
最後のひとつは、こうして開催することで、実は私たちにとっても沢山の学びを得ることができる、ということです。私たちの暮らしが、お客さまにとってはどう感じるのか、お客さまから学ぶことが多いです。また、小友の方々の技術や思いを受け継ぐには、一緒に作業することが一番だということも感じました。何十年も小友で暮らしてきた方々の姿は、私たちには出せない魅力があります。そんな姿の方と一緒に作業すると、沢山の学びがありました。
こうして振り返ると、やってきて良かったなと思います。お越し頂いたお客さま、小友の皆さま、本当にありがとうございました。
来年も、継続して開催したいと思います。日程が決まったら、またお知らせ致しますので、どうぞ宜しくお願いします。
それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧頂き、ありがとうございました。
昨年までは、田んぼの体験として開催してきました。