勘六縁の田んぼから

米農家の1年の過ごし方。実は大切な1・2月。

こんばんは。陽佑です。明けましておめでとうございます。今年も、どうぞ宜しくお願いします。

年末年始、皆さまはいかがお過ごしだったでしょうか?

私は、年末は遠野小友の自宅で食い倒れ、年始は裕美氏の実家で食い倒れていました(笑)。体が重くなってしまったので、日常に戻して、体調管理をしていきます。

写真は、裕美氏の茨城の実家近くにある「砂沼」で撮ったものです。風が強くて寒かったですが、青空で強い日差しでした。遠くに筑波山があります。
2019年1月 新年に裕美氏と娘の2ショット。

雪が少ないので、過ごしやすい冬ではありますが、遠野小友の冬は、とても寒いです。そして、つい冬眠したくなります。

今日の小友の様子です。空が、冬の空の色です。
2019年1月 寒い遠野小友で裕美氏と娘の2ショット。

しかし、ここで冬眠してしまうと、色々なことが後手に回ってしまいます。

3月は、4月から始まる春作業に向けて、段取りをする月です。雪解けの遅いこの地域では、まだ外作業をすることができません。

4・5月は、春作業スタートと共に、1年の中で1番忙しい時期です。雪解けが遅いので、春作業がギュッとこの期間につまっています。水路などの補修、ハウスの準備、種籾の準備、種まき、苗作り、田耕し、畔塗り、代かき、田植え、畔の草刈りと、とスタートからフルスロットルで作業をします。体がなまっており、きつい月でもあります。

6・7月は、除草機と手取り除草の時期です。これまた体力的につらい月ですが、ある程度体も外作業に慣れている時期です。

8月は、お米のご予約開始の月です。穂が出る時期にと決めています。

9月は、稲刈りの準備と始まりの月です。

10・11月は、稲刈りと脱穀、出荷、秋作業と冬支度の月です。1年の中で2番目に忙しい時期です。1年の成果が出る時期なので、毎年この時期に笑っていられることを考えてやっています。

12月は、1年の振り返りと、挨拶まわりの月です。

そして1・2月は、1年の計画を立てる月、集中して営業をする月です。この時期を逃してしまうと、あとは外作業に追われてしまい、前年の反省を生かして成長することが難しくなってしまいます。反対に、この時期にしっかり考えると、成長することができます。

寒くてつらい時期ですが、この期間を大切にします。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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