勘六縁の田んぼから

代かきから田植え、除草作業のいま。

こんにちは。
本日の担当は裕美(嫁)です。
実に2ヶ月ぶりになってしまいました。ごめんなさい。

急に真夏のような暑さになり、夜も熱帯夜間近。遠野へ嫁に来たころは、年に3回くらい寝苦しい日があるくらいで、エアコンなしで余裕でしたのに、今や別の場所のようです。しっかり暑くて、湿度がある。夜もそこまで冷えない。

遠野でもこれなので、ほかの地域の方々はいかほどかと想像しております。変わりましたね。

前回のブログは5/12。苗づくりのことでもんもんとしておりました。田植えまでにササニシキは背丈が足りず、亀の尾は徒長気味、遠野4号はよいかんじ、という育ち具合でした。

低温障害で生育が大きく遅れているように見えた箇所は、その後盛り返して葉を展開してくれました。稲たちの成長したいという気持ちに、申し訳なく思いつつ、励まされたような育苗期間でした。

ササニシキの苗積み。よりよい箱を選びながら。

亀の尾の苗が出発! 背が高いので、一段とばしで積んで。

左が遠野4号、右は亀の尾。同じ条件でも葉色が違う。

ササニシキは小さかったので、思い切った水管理ができず、深水になるまで時間がかかり、すると草も生えやすくなります。小さい苗でしたが丈夫だったので、稲自体は元気そうです。亀の尾と遠野4号は陽佑氏もびっくりするような頑張りを見せ、なんでこんなに元気なんだろう?と思うくらい元気です。

懐かしの代かき。ここから平らになるの!?と見ていて不安になるようなかんじ(無事に平らになりました)。

今年のチャレンジ、遠野ドライビングスクールの方に植えてもらいました。見守る陽佑。

植える枚数の多い日は、陽佑も田植え。

もち米は手植え。小友小学校の5~6年生と。今年は田植えイベントとして開催できずにごめんなさい。

今年は草が少なく、田植えが遅れたこともあり、手取り除草も7月に入ってからのスタートでした。先週1枚目の田んぼが終わり、今週から2枚目の田んぼの草とりに入りました。土がとろとろで、根を深くまで伸ばすクログワイも、今のところ抜きやすい好条件です。

左が草とり前、右は草とり後。すっきり。ばっちゃんたちと中川さんの背中。

今年もパワフルなばっちゃんたち、そして今年初めて来てくれた方々に助けられて、あっつい中でも順調な滑り出しです。夏の土用まで頑張りたいと思います。

こびり中も草とり中も、ずーーーっとしゃべってる。天然のラジオ。

最後に、自然栽培を続けられるのは、除草機隊の皆さんがいてこそと、改めて感謝しています。田植え後の6月頭から今まで、激重の除草機を持って炎天下の田んぼに向かい、その田んぼの様子を見ながら丁寧に除草機押しをしてくれています。本当にありがとうございます。

条合わせのところは3連除草機で(田んぼの形がいろいろなので、田植えもいろいろ)。農道を走っているのが乗用除草機の陽佑。

途中、陽佑氏の乗る乗用除草機が故障し、嗚呼…! となりましたが、いつもお世話になる先輩がいつものごとく魔法のように直してくれて、期間中にまた使えるようになりました。大感謝。

草と稲の様子が、一日ごとに変わるので、その都度皆で相談して除草を進めているこの頃です。相談できる人が増えて、とても心強い。みんなで取り組んでいるという雰囲気が、今年は心地よいなと感じています。

次回は、手取り除草のばっちゃんたちの様子を、もっと詳しく見て参りましょう。ポット苗のその後も、のちほど検証していきたいと思います。

外はあつ~中はさむ~な夏、ゆっくり湯舟に浸かって、ゆったり過ごせる夜でありますように。ありがとうございました。

 

【勘六縁のお米】

*令和6年産のお米は完売いたしました。ごめんなさい。
*新米予約は9/10からの予定です。
*勘六縁のいろいろはホームページからどうぞ。


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