勘六縁の田んぼから

ばあちゃんの一周忌。春のこの時期に思うこと。

こんばんは。

遠野にて、無肥料無農薬米(自然栽培米)を育てる勘六縁。今日の担当は、裕美(嫁)です。

昨年4月4日。大好きなばあちゃんがなくなりました。ちょっと前まで田んぼも畑も一緒にしていた、陽佑氏のばあちゃん。あれから一年が経ち、一昨日は一周忌でした。

親戚や近所の方が集まっての法事。いつも会う人、ひさしぶりに会えた人がいて、うれしい時間でした。一昨年にじいちゃんがなくなったから、この2~3年で何度も集まることができて、これもじいちゃんばあちゃんがくれた機会なんだと思い、ありがたい気持ちです。

昨年の今ごろは、さびしくて悲しくて。でも、ばあちゃんの分までしっかり田んぼと向き合おうと決意した時期でした。昨年一年間は、ばあちゃんのいない田植えや稲刈りに、何かへんだな、さびしいなと思いつつ、ちょっとずつ慣れていく。そんな感じでした。

畑のことは特に分からなくて、大豆や小豆を播く時期が遅れてしまったり、いつも順調だったかぼちゃが不調だったり。ちょびっと獲れた大豆も、調整の仕方がわからなくて、父の記憶を頼りに何とかやってみたり。

昨年の失敗たちを糧に、近所のばあちゃんたちにも聞きながら、今年はなんとかやっていけそうです。

一周忌の法事の中で、たくさん励ましてもらったなぁと思います。

「今年もいよいよだな。がんばるべしな」

「いい草とり鎌持ってきたから、使ってみて」

「ブログで小友の様子を知ることができて、楽しみなのよ」

「陽佑くんと裕美ちゃんがお米作っていってくれること、ばあちゃんも喜ぶと思う」

「今年も手伝いに行くからよ」

いい方ばかりで、ありがたいです。ここにいると、人と自然に守られているなぁ、励まされているなぁと感じます。幸せ者です。

じいちゃんばあちゃんたちが大切に作り続けてきた田んぼでの、5回目の米づくり。「地味に地道に」「がおってはわがんね(無理しすぎるなよ)」の言葉を胸に、がんばります。

最後に、4月4日(土)は、盛岡・材木町の「よ市」のスタート日でした。昨年までの3年間、お世話になった「よ市」。自分で作って売ることの楽しさと難しさ、お客さんと直接つながれる幸せを教えてもらいました。今年は参加できないのですが・・・、学んだことを大切にしながら遠野でしっかりやっていきます。

毎週土曜日、15時すぎから18時半ごろまでの開催です。4~11月までの8ヶ月間、美味しいものと優しい人たちがいっぱい出ます。お近くの方、観光でいらした方、ぜひお立ち寄りください^^

最後の最後に、先週陽佑氏の同級生とのハウスづくりの際の一枚。同級生とハウスの草とり
はいチーズ

ぼーぼーの草を、もりもり草とりしてくれました。トークも面白くて、お笑いラジオを聴いているみたい。楽しい時間を、ありがとうございました。今週もよろしくお願いします!

今日入学式という方もいらっしゃるとのこと、おめでとうございます☆ 新生活、いろんなことあるだろうけど大丈夫と思える夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。


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