勘六縁の田んぼから

家族の理解と近所の方々の理解

無肥料・無農薬米(自然栽培米)を作るために、まずは家族に理解してもらうことが必要でした。また、無農薬で作るとなると、無農薬の田んぼから、虫や病気などが発生してしまうと考えるのが一般的なので(本当は、虫や病気は発生しません。「無肥料・無農薬米にこだわる理由②~草、虫、病気の解決策と省力化から~ 」をご覧下さい)、近所の方の理解も必要になってきます。

ある程度、両親も無肥料・無農薬米に興味があったので、両親の理解はすぐ得られましたが、ばあちゃんに説明しても、無農薬は分かるけど、無肥料って何だ、という感じでした。ずっと肥料を使って、お米も野菜も作ってきたので、理解出来ないのは当然です。

そんな中、ここ何日かは、まだ雪が残っていて田んぼの作業が出来ないので、小屋を片付けていると、いらない肥料がたくさん出て来ました。すると、ばあちゃんが、「この肥料いらないべ。あげてくるから」と言って、近所に渡しに行ってくれます。近所の人にも、「今年から無肥料でやるから、肥料いらないから」と言ってくるそうです。

それを聞いて、僕は少し嬉しくなりました。ばあちゃんは、何度か無肥料・無農薬米について説明したことを、ちゃんと理解してくれるようになりました。

近所の方にも、理解される様になっています。「無肥料・無農薬米作るんだって。頑張れよ」というお話をされます。

まだ作っていないので、これからではありますが、少しずつ、地域で無肥料・無農薬米を作ることが理解されるようになってきています。

そして、もっと理解して頂くためにも、以前にも書きましたが(「笑顔で楽しく、愛情いっぱいに人や自然と接すること」にこだわる理由① )、笑顔で楽しくをテーマに、頑張っていこうと思います。


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