明治時代の品種「亀の尾」を栽培

勘六縁のお米

亀の尾とは、明治時代につくられていた、日本で最も古い品種のひとつです。勘六縁では、亀の尾と亀の尾4号を栽培しています。亀の尾4号とは、亀の尾を優良選抜したもので、食味などの品質は、亀の尾と全く同じです。

玄米くんとお米ちゃん

酒米として知られている亀の尾ですが、ごはんとして食べても美味しく、さっぱりとしていて香りと甘みもあるのが特徴です。

また、でんぷんによる米アレルギーをお持ちの方にも召し上がって頂ける可能性のあるお米です。でんぷんを構成する主成分には、アミロースとアミロペクチンがあり、アミロペクチン100%のお米がもち米です。米アレルギーは、このアミノペクチンが原因と言われています。高アミロースである亀の尾は、米アレルギー対策のお米と考えられます。

日本に古くからある独自の品種(固定種、在来種)を守るためにも、亀の尾という品種を栽培しています。F1種子や遺伝子組み換え種子による食べ物づくりが急速に広まっている今、自分で育てた作物から種を採り、その種から作物を採り、そして種を採る。そんな当たり前なことを、勘六縁はやっていきたいと思います。

自然栽培のお米づくりの様子~作業風景から~

勘六縁の自然栽培の特徴は、田んぼにも苗づくりにも農薬・肥料を全く使わないこと、苗づくり用の土は100%手作りすること、除草作業をすること、天日干しをすること、この4つです。

農薬・肥料を全く使わない(年間通して)

元気に育つ稲

一年を通して、農薬は全く使いません。
一般的に使用される除草剤、殺虫剤、殺菌剤はもちろん、種も自家採取なので、消毒剤による処理がされていないものを使います。

春の田植え前に施肥をせず、田植え後にも追肥はしません。苗づくりにも肥料を使いません。

これが勘六縁の無肥料・無農薬栽培(自然栽培)の大きな特徴です。

100%手作りの育苗土づくり(年間通して)

健康な土壌

勘六縁では、自然の循環を再現し、私達の田んぼで収穫した稲わらと田んぼの土、玄米(発酵をうながす役割なので少量)から、育苗土をつくります。

田んぼの自然な姿を想像してみると、秋に実った稲は、雪でつぶされ、土についた種が春に発芽して、また秋に実る。それを毎年繰り返していくうちに、稲わらが徐々に土になる。こんな自然循環の想像から、苗づくり用の土は、稲わらと田んぼの土、少しの玄米という栽培にこだわっています。

この苗づくりは、外から入ってくるものが一切なく、自分の田んぼで材料がそろいます。お客様には、より安全で安心なお米をお届け出来ます。

除草作業(田植え後5月下旬~7月中旬)

除草作業の様子 田植え後の約1ヶ月間は除草機で草をおさえ、その後2~3週間はひたすら手で草をとります。一般的な草取りは、とった草は田んぼに埋めますが、勘六縁は無肥料で栽培をするため、草はとったあと田んぼの外に出します。

除草は一番大変な作業で、腰がとても痛くなりますが、収穫量の決め手となる大切な作業です。

天日干し(9月下旬~10月下旬)

天日干し作業の様子

遠野では「はせがけ」といって、長い木を組み立てたところに刈り取った稲をかけて干します。約3週間かけてじっくり乾燥させ、脱穀します。

時間と労力がかかる天日干しですが、味の決め手となる作業です。また、天日干ししている間の田んぼの風景は、遠野が日本のふるさとだと感じられる瞬間です。

勘六縁の米の品質について

出荷までの保存方法

籾のまま、昔ながらの蔵で保存しています。一般的には、玄米で保存しているところが多いですが、生きたままの状態で保管することで、鮮度を保っています。

籾すり(籾から玄米にする作業)は、定期購入のお客様へ毎月発送する日の一週間前から発送日までの間に行っています。籾すり後の玄米は、鮮度が落ちないよう、涼しい場所で保管しています。
蔵に生きた状態のまま保存しています

ご注文をお受けしてから精米

ご注文をお受けしてから精米をしています。より美味しいお米をお届けするため、つきたてのお米をご用意しております。

表示

産地、品種、産年の表示はしておりませんが、ご注文頂いたお米をお届け致します。

米粒の黒い斑点と青いお米

どちらも食味には問題なく、美味しく頂けます。黒い斑点は無農薬だからこその虫食いです。青いお米(玄米状態で)は成熟しておりますが、少し刈取り時期が早かったため、葉緑素が残ってしまったものです。精米すると通常の白米になります。玄米・白米どちらも、通常のお米と同じ炊き上がりになり、食味にも大きな違いはありません。

玄米に混ざっている籾

籾殻は、99%以上取り除いておりますが、少しだけ混ざってしまうことがございます。天日干しで、お米の水分量が高いものがあると、籾すり機械を通しても籾殻を取り除けないことがあるからです。ご理解下さい。

放射能物質の検査(平成25年10月30日分析)

試料名 玄米(亀の尾)
核種 ヨウ素131 セシウム134 セシウム137
検出下限 0.75 Bq/㎏ 0.90 Bq/㎏ 0.71 Bq/㎏
結果 検出下限値以下 検出下限値以下 0.92 Bq/㎏

日本の基準値100ベクレルはクリアしています。日本以外の基準値では、例えばウクライナの基準で、その主食あるパンの値が20ベクレルとなっていますが、これもクリアしています。
(セシウムの量は白米にするとさらに低くなり、玄米での値の約 1/10 になります。)

勘六縁 定期宅配コース

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