勘六縁の田んぼから

退職すること。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。昨日の夜は、春の味覚、「ばっけ」(ふきのとう)を食べました。とても美味しかったです。
春の味覚「ばっけ」(ふきのとう)

遠野市には、遠野テレビというケーブルテレビの番組があります。

遠野テレビのホームページ ⇒ こちら

今日は、遠野市役所の職員の辞令交付式を放送していました。その中には、退職する方もいらっしゃいました。裕美氏の母も、今日で退職でした。

皆さま、長い間、本当にお疲れさまでした。これから、もしお時間のあるときは、どうぞ、勘六縁の田んぼで草取りや稲刈りをしましょう(笑)。

裕美氏の母や退職する方々を見て、どんな気持ちなのかなと想像しました。

無事に続けることができた満足感や、楽しかったことや悔しかったことを思い出したり、自分がいなくなる職場に期待や不安を感じたり、明日からの生活にワクワクしたり、毎日何をしようと考えたり、ひとそれぞれ、様々なことを考えるのだろうと想像します。

私たちのような農家の退職はいつなのでしょうか?(笑)

自分たち次第なのだと思いますが、60歳まで続ければ、あと30回の米作り、70歳まで続ければ、あと40回、80歳まで続ければ、あと50回の米づくりです。

どちらにしても、1年に1度しか作ることのできない作物なので、1年1年がとても大切です。

お世話になっている50代~60代の先輩農家の皆さんを見ると、まだ現役ですが、ほとんどの場合、息子さんと一緒に米づくりをしています。近い将来、世代交代する予定なのだと思います。

私たちも、世代交代できるのでしょうか?

また、退職するときは、どんな気持ちになるのでしょうか?

1年に1度しかない、無肥料・無農薬の自然栽培米作りの中で私たち自身が成長し、世代交代できるような状況、また、今年の米作りが最後という年に、後悔や悔しい思い出はもちろんあると思いますが、それなりに満足感のある状況になっていればよいなと、今日は考えさせられました。

三月も、今日で終わります。明日からは四月に入り、慌ただしい時期に突入です。苗作り用のハウス準備をする予定ですが、雨の予報です。天気を見ながら、できる作業をしたいと思います。


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