勘六縁の田んぼから

小学校のスローガンと校歌。

こんばんは。今日のブログも、陽佑が担当します。昨日で31歳になったので、これからの1年間も、自分自身が成長できるように頑張ります。

私が卒業した遠野市立小友中学校は、一昨年の2013年3月で閉校になりました。先日、同級生の女子の「年祝い」(女性は、数え年で33歳になる年が厄年であり、私の学年は今年でした)があってから、中学校の頃の思い出を振り返ることが多くなっています。

同級生に言われて思い出しましたが、中学校にはスローガンがありました。

「連帯の中で感激と創造を」

というスローガンです。これは、いつからあったスローガンなのか分かりませんが、何かの行事のたびに、このスローガンが飾られていたのを覚えています。中学生のころ、このスローガンを意識しながら生活していたかというと、生活していませんでした(笑)。

でも、31歳になって聞いてみると、心に響きました。

私たちは、まだまだ未熟な農家です。「連帯」ということに頼らず、まずは「自立」した農家にならないといけないです。無肥料・無農薬の自然栽培米農家として、「自立」した経営をすること、これが一番重要です。

その中で、裕美氏と「連帯」しながら、お客さまに喜んで頂く、それが私たちにとってのとても小さな「連帯の中で感激と創造を」ということなのかもしれません。私1人では今まで続けてくることができなかったし、2人で頑張ってこれた喜びは大きいです。

スローガンの他に、中学校の思い出と言えば、こんな校歌もありました。両親に聞くと、両親も歌っていたようなので、小友中学校が出来てから、ずっとある歌なのかもしれません。

不動の岩に集いよる

清き流れをそのままに

鋭き感覚 強き意志

学びの道をひたむきに

全部で3番までありますが、1番の歌詞です。「不動の岩」とは、「不動岩」という写真のような場所があります。小友と言えば「不動岩」というような、名物の場所です。
不動岩

小友に住んでいるのに、この「不動岩」を意識することはほとんどありませんでした。でも、昔から象徴のような場所で、大切にされてきたところなのだと思います。また農家として、この歌詞に出てくる姿は、小友の自然の中で素朴に生きる姿を想像しました。

中学校には、私たちにとって学びとなる材料がたくさん揃っていると、あらためて感じました。中学校のときに、もっといろいろ考えておけばよかったなという反省点はありますが(笑)、他にも探してみたいです。


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