勘六縁の田んぼから

幸せについて考える。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。節分の本日、夕飯は裕美氏の作った恵方巻きでした。去年は、約1名途中で話をしてしまいましたが、今年はみんな無言で食べきることができました。よい1年になりそうです。

私は、美味しくて、食べ過ぎました。お腹が苦しいですが、ブログを始めます。
sushi

昨日、「懐かしい未来」というDVDを見せて頂きました。インドにある、ラダックという地方のドキュメンタリーでした。

このラダックは、世界の中でも資本主義経済が浸透するのが遅く、地域内のコミュニティの中で、人と人とが支え合いながら生きる姿が残っている(いた)地域でした。

お金がなくても、食べ物は自分たちで協力して作り、道具も共有し、住むところも自分たちで作る。また、着るものも自分たちで作り、山にある薬草などを利用して薬も自給する。

そんなところに、資本主義経済が浸透し始めました。農業や環境の変化で言えば、作るよりも安い麦が手に入るようになったので、小規模な農家は経営が困難になる。そして、今までのような農業ではなく、トラクターを使い、化学肥料や農薬を使う農業に変わっていく。すると、環境が壊れはじめ、これまでラダックに流れていた水は飲めるほどきれいだったのに、飲めなくなってしまう。

生活ががらっと変わったラダックでは、前の生活のほうがよっぽど幸せだった、とDVDに出てきた人たちは言っていました。

はたして、資本主義経済は人を幸せにするのだろうか?幸せとは何なのだろうか??

そんなことを考えさせられたDVDでした。

これだという答えはないのかもしれません。人それぞれ、違う気もします。

でも、探し続けることは大事なのかなと思っています。それに、どんな仕事でもそうだと思いますが、だれかの幸せのためにやっているはずです。私たちの無肥料・無農薬の自然栽培米作りも、お客さまや地域のためになればよいなと思っています。

幸せとは何か?私たちが提供できる幸せとは何か??

考え続ける姿勢を持ちたいです。


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