勘六縁の田んぼから

「勘六縁のお米」の品種

写真は、地元の湧き水です。黄金の泉という名前です。
勘六縁のお米

料理や飲み水として使ったりするので、週に何度か、水を汲みに来ます。

「勘六縁のお米」は、あきたこまち、亀の尾、亀の尾4号の3品種です。品種毎の作付面積は、「あきたこまち」が1.9ha(町歩)、「亀の尾」が20a(2反歩)、「亀の尾4号」が10aを予定しています。

始めに、「あきたこまち」についてですが、この品種は、「コシヒカリ」と「奥羽292号」の交配により作られた品種です。僕が小さい頃からずっと作ってきた品種で、1番作り慣れている事から、今年はほとんどの作付けを「あきたこまち」にします。いつも実家では、自分達で食べる分のみ天日干し米にしますが、とにかくとても美味しいです。

次に、「亀の尾」についてです。これは、明治26年(1893年)に山形県余目町で阿部亀治氏によって選抜された品種です。今では、ほとんど作られていない品種ですが、当時は、東の「亀の尾」、西の「旭」と言われていたほど、広く作られていた品種の様です。この「亀の尾」をもとに、もっと収量をあげよう、冷害に強い品種を作ろう、病気に強い品種を作ろう、などといった考えから、コシヒカリやササニシキ、あきたこまちやひとめぼれ等、今ある多くの品種が作られています。食べたら、これも非常に美味しかったです。また、古い品種の方が体にはよいかもしれないと思い、今年は少しだけ作ります。

この「亀の尾」は、宮城県石巻市の太田俊治さんから頂きました。太田さんは、「亀の尾」についてはとても詳しい方で、全国の「亀の尾」を取り寄せ、当時の安部亀治氏が作ったものはどれかという実験をしたそうです。今ある「亀の尾」は、長い年月の中で、当時の「亀の尾」ではなくなってしまっているものが多くある様です。太田さんは、「亀の尾」の特徴が記してある当時の資料から、本物の「亀の尾」を選び抜き、栽培しています。そんな太田さんから頂いた本物の「亀の尾」、大事に作りたいと思います。太田さん、ありがとうございます。

最後に、「亀の尾4号」についてです。これは、大潟村で栽培している方から頂いてきたものです。「亀の尾」を優良選抜したものが、「亀の尾4号」です。なるべく、古い品種を作ってみたかったので、「亀の尾」と同様に作ることにしました。太田さんに聞いたところ、「亀の尾」と「亀の尾4号」に違いはなかった、との事でしたが、自分で確認するため、今年は作ります。

無肥料・無農薬米としては、ササニシキが主流ですが、1番作りなれている「あきたこまち」、古い品種へのこだわりから「亀の尾」、「亀の尾4号」を今年は作ります。


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