勘六縁の田んぼから

山の恵み、お庭の恵み。キノコに「コカ」の実、いただきました☆

こんばんは。
本日の担当は、裕美(嫁)です。

やってまいりましたね、食欲の秋★

9/26から始める予定の稲刈り、毎年1ヶ月以上動き回る時期なのですが、不思議な事に痩せません(笑)。むしろ陽佑氏に至っては、増量します。陽佑もとい馬肥ゆる秋でございます。

なぜなら、美味しいものがいっぱいだから。

ということで、今日は山の恵み&お庭の恵みをご紹介します。

まずは、近所の方にいただいた舞茸を干したもの。栽培したものとのことですが、でっかい株で、片手では持てませんでした。今度ひっつみ汁(遠野風すいとん的な)に入れて食べる予定です♪ 楽しみ。
干しているところの舞茸さん

(右端に写っているのは、まくわうりの種を乾かしているザル)

続いては、昨年干した舞茸のごはん。母が作ってくれました。舞茸がさくさくしこしこして美味。
舞茸ごはん&「まさか」のひっつみ汁

一緒に写っていたのは、これまた近所の方にいただいた「まさか」というキノコ入りのひっつみ汁。でっかくて堅い椎茸みたいな、日本昔話に出てきそうなtheキノコというかんじというか。ちょっとぬめっとして、うましでした。

昨夜のごはんは、上記の舞茸ごはん&「まさか」ひっつみ汁&なぜかトマトパスタ&なぜかしらすチャーハン。まさかまさかの4つとも穀物(笑)。大変、満腹満足でした。
穀物祭りの食卓★

デザートには、「コカ」の実。近所の方のお庭に生っていたものを母がもらったらしく、縁側で大事そうに干していて、「コカの実がね…」「コカ、そろそろいいかもね…」と何度か話していたのですが。一体「コカ」って何者なのだろうと思いつつ、聞けずにいたのでした。
「コカ」の実=さるなし

見た目は茶色の楕円型のような。触ってみると、ちょっとぷにっと。割ってみたら、あららキウイ。ってことは、さるなしだ~。皮ごとがぶり。すごく甘いのに後味すっきりで最高でした。

さるなしの実を「コクワ」と言ったりすると思うのですが、遠野のあたりは「コカ」みたいです。想像するに、「コクワ」⇒「コクア」⇒「コカ」というところでしょうか。

ちなみに、桑の実=カゴ、グミ=チャの実というらしいです。子どもの頃、父も母もみんなで山へ行って、採って食べたそうです。これがおやつ。

※おまけ
祖母は「とち酒」といって、とちの実を焼酎で漬けていたのですが、ビンには「トツ酒」の表示。ばあちゃん的な発音は「トツス」。何かしらなまっていて、今でも家族で思い出しては笑っています。(笑)

春は山菜、秋はキノコ。この時期、木の実もいろいろあって、鹿のケーンという鳴き声が聞こえてくる季節。山が身近で、山の恵みをいただけることに、ただシンプルに豊かだなぁと思います。

豊かと言えば、先日みょうがのお話をしたときにも感じたことでした。その季節のものを、採ってすぐ食べられる。自分の家で育てていなくても、ご近所さんから分けてもらったり。体も心も嬉しくなる出来事が、田舎にはたくさんあるように感じます。

…それにしても、「とつす」って、どんな味だったんだろう。(笑)

連休は、皆さんはどんな風にお過ごしでしたか☆
お休みだった方も、お仕事だった方も、もしくはボランティアなどに行っていらっしゃった方も、今晩はゆっくりゆったり過ごせますように。

今日も一日、ありがとうございました。

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